Path/Tom Van Der Geld/Bill Connors/Roger Jannotta
ECMの未CD化作ストリーミング聴き。今日はTom Van Der Geldでは2回目。彼の作品というか、キャラクターとしてはけっこう地味だとは思いますが、ビル・コナーズがその分アコースティック・ギターで盛り上げてくれていると思います。ただ、ECMとしては、そのまま静かな方がいいという方もいらっしゃるでしょうし、そのさじ加減については難しいところだと思いますが。ただ、比較的ヴァイブラフォン関係のアルバムは、ゲイリー・バートンのものも含め、CD化されてないのが多めのような気がしてます。まあ、それらを今回まとめて聴けるのは逆に幸せなのかもしれませんけれども。このアルバム、確かにCD化するにはちょっと目立たないかな、とも思います。それでも音源を聴けてよかったです。
Path/Tom Van Der Geld(Vib)/Bill Connors(G)/Roger Jannotta(Fl, Ss, Oboe)(ECM 1134)(ストリーミング配信) - Recorded February 1979. - 1. One 2. Eevee 3. Joujou 4. Michi 5. Joys And Sorrows
(19/10/18)3曲目のみビル・コナーズ作曲、他は全曲Tom Van Der Geld作曲。基本的に静けさが基調だけど、コナーズのギター(アコースティック)がやはり目立つ感じ。厳かにはじまって、その哀愁というか、10分台の演奏時間のやや盛り上がりや静けさも含めて、改めて広大な音空間がそこにあると感じるドラマチックな1曲目、ほの暗いバラードでゆったりと進んでいく、夢見心地でもある2曲目、コナーズ作曲のせいか少し勢いがあって、この曲のみ元気なように感じてはいる、それでいて浮いている感じではない4曲目、サックスのゆったりとしたソロからはじまる、やはり陰影と盛り上がりのあるドラマチックな11分台のバラードの4曲目、ヴァイブラフォンとオーボエの対比がなかなかのしっとりかっちりの、バラードの6曲目。
(’19年8月より順次配信)
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