Desert Marauders/Art Lande And Rubisa Patrol
ECM未CD化作のストリーミング聴き。アート・ランディのルビサ・パトロールの2作目を聴きました。1作目はCD化されて、この2作目がCD化されてないのも、音源を聴くと謎なんですけど、とりあえずは何度も言うように、聴けて良かったのワンパターンになってしまいますね。特にここには16分もあるグループ名の曲が1曲目にあるので、なんでかなあ、と思うことも多いです。このグループの特徴はエキゾチックだったりミステリアスだったりするイメージがけっこうありますね。曲によっては変拍子なので、なおさら。こうやって秘密の部分になっていたLP廃版音源の実態が分かってくるにつれて、当時のECM(’70年代後半)は革新的だったのと、音楽的に豊饒だったことが分かります。
Desert Marauders/Art Lande(P) And Rubisa Patrol(ECM 1106)(ストリーミング配信) - Recorded June 1977. Mark Isham(Tp, Flh), Bill Douglass(B, Fl), Kurt Wortman(Ds) - 1. Rubisa Patrol 2. Livre (Near The Sky) 3. El Pueblo De Las Vacas Tristes 4. Parelandra 5. Sansara
(19/09/30)2曲目がMark Isham作で、他の曲は全曲アート・ランディ作。グループ名義の2作目。幻想的にはじまり、ミステリアスな8分の9拍子基調のリズム(後半は8分の5基調に)、メロディ・ライン、かつ徐々にドラマチックに盛り上がったり変化していく16分台のグループ名のタイトルの1曲目、ちょっと乾いた白っぽい感じの浮遊感のあるサウンドの、バラード(と言っていいのか)調の2曲目、やはり少しエキゾチックでメロディアスなテーマに、軽くボッサ調のベースがつくようなちょっと構築感のある3曲目、幻想的なフルートのソロから、現代音楽的なピアノが入ってきてまたまた深いところに入っていく4曲目、比較的明るくてシンプルなテーマとラテンのリズムで、このグループにしてはノリの良い曲で締めくくっている5曲目。
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