Playing The Room/Avishai Cohen/Yohathan Avishai
ECMの新譜聴き2日目。今日はアヴィシャイ・コーエンとヨナタン・アヴィシャイのデュオです。意外にジャズメン・オリジナルが多いなあ、と思ったのですが、それでもマンフレート・アイヒャーのプロデュース。最初はいかにもECMらしくはじまりましたけど、5曲目あたりからバラエティに富んだ曲がいろいろと出てきました。なかなか面白いし、それでいてECMらしさも残っていてと、まあ、こっち方面が好きな方には満足できる内容ではないかと思います。それにしても、2人ともECMでは何枚目かの登場だし、しばらくこのペースが続くんじゃないかな。トランペットは正直、彼の吹きまくるところを聴きたい、というのはありますけれども。
Playing The Room/Avishai Cohen(Tp)/Yohathan Avishai(P)(ECM 2641)(輸入盤) - Recorded September 2018. - 1. The Opening 2. Two Lines 3. Crescent 4. Azalea 5. Kofifi Blue 6. Dee Dee 7. Ralph's New Blues 8. Sir Duke 9. Shir Eres (Lullaby)
(19/10/12)ECMでの2人の共演は3度目だけど、クインテットやクァルテットだったので、デュオは初めて。Avishai Cohen作の1曲目、Yohathan Avishai作の2曲目、ジョン・コルトレーン作の3曲目、デューク・エリントン作の4曲目、アブドゥーラ・イブラヒム作の5曲目、オーネット・コールマン作の6曲目、ミルト・ジャクソン作の7曲目、スティーヴィー・ワンダー作の8曲目など。ECMでジャズメン・オリジナルが多いのは珍しいのですが、最初の方はECMらしいゆったりとした静かなバラードの曲で、詩情感あふれる演奏です。5-8曲目は明るめで、バラエティに富んでいます。この曲がこう来たか、という感じですね。イスラエル勢のデュオといっても、特にイスラエル色が目立つわけでもなく、ごく自然な演奏が繰り広げられています。
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