Motility/Steve Kuhn And Ecstasy
ECMの未CD化盤聴き。今日も別番号でCDBOXになったものを、改めて1枚のアルバムとして、コメントし直す作業です。このアルバムもスティーヴ・キューンらしくて好きな1枚なのですが、音的に出るところは出るし、4ビートもあったりけっこううるさい場面もあるので、それが遅れた原因かなとも思います。それにしても耽美的できれいなピアノの部分は、聴いていてホーッとなってしまいますね。それでもCDBOXが出たのももう10年以上前の’08年。その時に、こういう部分もコメント化していけばよかったかなあと、今さらながら思っています。まあ、今回出たことで、その楽しみがいっぺんに来たというのもありますけれども。
Motility/Steve Kuhn(P) And Ecstasy(ECM 1094)(この番号では未CD化、別番号でCDBOX発売) - Recorded January 1977. Steve Slagle(Ss, As, Fl), Hervie Swartz(B), Michael Smith(Ds) - 1. The Rain Forest 2. Oceans In The Sky 3. Catherine 4. Bittersweet Passages 5. Deep Tango 6. Motility/The Child Is Gone 7. A Dance For One 8. Places I've Never Been
(19/09/24)3、8曲目がハーヴィー・シュワルツの作曲で、他は全曲スティーヴ・キューンの作曲。ドラマチックで美しいピアノではじまる叙情的で風景的なバラードの1曲目、その叙情的でうねるピアノの出だしで、ロック基調にもなって盛り上がる耽美的な2曲目、サックスのメロディが印象的な、やや明るめのバラードの3曲目、ピアノの出だしから、ドラマチックな展開で盛り上がっていく、フリーっぽくもなるスリリングな4曲目、タイトル通り、今っぽいタンゴでゆったりと流れていく5曲目、フリーっぽい出だしとテーマのユニゾンからアップテンポの4ビート、そのままフリーとガンガン攻めて、急にゆったりしたジャズロックに転換する6曲目、明るいジャズロック的なソロ・ピアノの7曲目、ラテンのリズムで明るく勢いのある8曲目。
(Life's Backward Glances - Solo And Quartet/Steve Kuhn(ECM 2090-92)で再発 ’08年) 初CD化
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