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2019/09/29

Clouds In My Head/Arild Andersen

1059 ECMの未CD化とはいっても、このアルバムのように別番号でBOX化されてCD化されているものもあります。そういう時は今までBOXの方でまとめてコメントを書いていたのですけど、そうすると3枚組でも同じ長さのコメントなので、中身をあまり書いてないんですね。そういうわけで、今回旧作がまとめてストリーミング配信で聴けるようになったので、こちらの方もLP時代の番号のところにアルバムコメントの手をつけたいと思います。でもそうすると今回ECMだけで40枚超えてしまうんですけれども。このアルバムもそういういきさつになったのは、ズバリ、8曲目がアップテンポの4ビートで、マンフレート・アイヒャーの意に沿わなかった、という可能性はあるのかもしれないですね。

 

Clouds In My Head/Arild Andersen(B)(ECM 1059)(この番号では未CD化、別番号でCDBOX発売) - Recorded February 1975. Jon Balke(P), Knut Riisnaes(Ts, Ss, Fl), Pal Thowsen(Ds) - 1. 305W18St 2. Last Song 3. Outhouse 4. Song For A Sad Day 5. Clouds In My Head 6. Cycles 7. Siv 8. The Sword Under His Wings

(19/09/23)全曲アリルド・アンデルセンの作曲。比較的初期のECMらしいジャズ。北欧らしいメロディと8ビートの組み合わせが興味深い1曲目、哀愁も漂うけどフリーっぽいゆったりした語り合いの2曲目、メカニカルな速いユニゾンのテーマの後に4ビート気味のアップテンポの応酬がなかなか面白い3曲目、ゆったりしたベース・ソロのからスローで哀しみのあるバラードを展開する4曲目、やはり朗々としたサックスが印象的なバラードのタイトル曲の5曲目、非4ビート系のドラムスが効いていて、ベースのフレーズのアクセントでピアノが思い切りメカニカルに奏でたり、個性的な6曲目、フルートがエキゾチックな表情でせまるバラードの7曲目、密度よりもユニゾンが濃く、後半アップテンポの4ビートでガンガン攻める8曲目。

(注)Green In Blue/Arild Andersen(B) Early Quartets(ECM 2143-45)の3枚組BOXとして’10年に再発。初CD化

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