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2019/09/06

Paul Bley/NHOP /Paul Bley and Niels-Henning Orsted Pedersen

Paulnhop ポール・ブレイの16日目。前回のアルバムも今回のアルバムも共演作なのに、ホームページではブレイのリーダー作のところに入ってました。そういうのも修正しながらの作業です。このアルバム、今聴いてみると、個人的には好みの方なんだけど、やはりスティープル・チェイスとしては地味なんではないかなあ。と思いながら聴いてました。こういうアルバムも当時は国内盤で出ていたんですよね。’80年代後半から90年代にかけて、そういう国内盤天国の時代がありました。実は私も国内盤で出てないものはほとんど手を出さなかった時代です。今は完全に逆で、輸入盤優先でCDを購入してますけれども。

 

Paul Bley/NHOP /Paul Bley(P) and Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded June 24 and July 1, 1973. - 1. Meeting 2. Mating Of Urgency 3. Carla 4. Olhos De Gato 5. Strung Out 6. Paradise Island 7. Upstairs 8. Later 9. Summer 10. Gesture Without Plot

邦題「デュオ」。ポール・ブレイ作が1-3、4-9曲目、カーラ・ブレイ作が4曲目、アーネット・ピーコック作が10曲目。フリーの影響が強かったブレイに、オーソドックスなニールス・ペデルセンをぶつけてます。ピアノは相変わらず自由ですが、アルバムはまとまりは良いです。寄り添うようにベースが語りかけるけれども、ソロのスペースがなく、2人とも同時に落ち着いた会話をしている雰囲気。2、10曲目でにエレキピアノが出てくるところが当時らしいかも。レーベルカラーのせいか、けっこう内省的ではあるけれども、割と普通に曲を聴いている感じではあります。3曲目はベースがウォーキングの4ビート。おなじみ4曲目はソロ・ピアノ。 5曲目は静かにベースはアルコで。それでも7曲目はフリーでの演奏。少し地味な印象も。

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