The Life Of A Trio: Sunday/Paul Bley, Jimmy Giuffre, Steve Swallow
ポール・ブレイの23日目。’80年代も終わりの録音に差し掛かろうとしていますけど、このあたりの時期はリアルタイムでよく聴いていたから、やっぱり自分は彼のこの頃のピアノに染まっていた派なんだろうなあ、と思います。まあ、国内盤限定でしたけど、追っかけていた時期でもありましたし。その後に輸入盤だけのものを5-6枚買ったけど、あまりに多くて、途中であきらめていたような記憶があります。天下のOwlレーベル(フランス)なので、その硬派度はなかなかだと思うし、個人的には買って良かった中の1枚になります。ただ、聴く人を選ぶアルバムだとは思うので、その人の好き好きだとは思いますけれども。
The Life Of A Trio: Sunday/Paul Bley(P), Jimmy Giuffre(Ss, Cl), Steve Swallow(B)(Owl) - Recorded December 17, 1989. - 1. Sencing 2. Monique 3. The Giant Guitar And The Black Stick 4. Industrial Suite 5. Sanctuary Much 6. Tango Del Mar 7. The Hidden Voice 8. Mephisto 9. Where Were We? 10. Sweet Song 11. Scrambled Legs 12. Play Ball 13. Fallen Statue 14. Things 15. Two Singers 16. The Life Of A Trio
同時に発売された3枚のOwl盤は、3日連続での録音。特にこの企画のうち2日間はこのトリオのもの。ここでもだいたいソロ(2、7-8曲目)、デュオ(3、5、10-11、13-15曲目)、トリオ(1、4、6、9、12、16曲目)の演奏が3分の1ずつです。前日のアルバムよりは人数多めの録音が多いかな。ECM系統が好きな方は、こういう方面も受け入れられると思います。フランスのレーベルは硬派な録音も好むので、こういうフリー・インプロヴィゼーション主体の録音を残しておいてくれること自体感謝です。そのかわり、長く存続するのも難しいこともあるようですけど。全体の登場度というか、目立ち度としては、やはりポール・ブレイが一番だと思うので、あながち、彼のリーダー作に入れても無理はないんですが。緊張感あり。
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