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2019/09/26

Girl From Martinique/Robin Kenyatta

1008 ECMの未CD化盤聴き3日目。こうやって追いかけてみると、なぜこのアルバムがCD化されて、このアルバムが未CD化なのか、ECMに関しては分からない場合も多いです。でもやっぱりなるほどなあ、と思うことも。このアルバムについては、ECMということになると、CD化されてもいいんじゃないかなあ、とも思いますけど、やはりいったん作ってしまって売れないと、赤字になってしまいますからね。そういう意味では分かるような気がします。やはりこのあたりの時代のECMは欧州フリーが基調で、これもそこからはみ出さないという意味では、貴重だと思います。ただ、今しばらくレーベルの試行錯誤は続いていますので、初期のアルバムもいくつかは再発されなかったのも、むべなるかな、といったところ。

 

Girl From Martinique/Robin Kenyatta(Fl, As, Per)(ECM 1008)(ストリーミング配信) - Recorded October 30, 1970. Wolfgang Dauner(Clavinet, P), Arild Andersen(B), Fred Braceful(Ds) - 1. Girl From Martinique 2. Blues For Your Mana 3. Thank You Jesus 4. We'll Be So Happy

(19/09/22)全曲Robin Kenyattaの作曲。欧州フリー的なサウンドで、電気楽器も聴こえつつ、フリージャズ、ブルースなどを演奏しています。「イパネマの娘」をもじったのではないとは思いますが、ある意味東洋的な感じもするような間を活かした静かで自由なバックで、幻想的なフルートを吹いて不思議なサウンドを醸し出しつつ後半は8ビートになる1曲目、ブルースというよりはロック的な8ビートサウンドでせまってきて、サックスも映えて、このサウンドの当時の新しさを物語っている2曲目、サックスと後半フルートを吹き、静かな演奏のバラードが心なしか敬虔な雰囲気もあって、ゆったりと進んでいって後半はビートも出てきて賑やかになる3曲目、やや時代を感じさせる音ですが、4曲の中で一番ポップな感じのある4曲目。

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