Miugus Revisited/Charles Mingus
ポール・ブレイの4日目。今日はクレジットが彼の参加かどうか判然としないアルバムで、’60年だと聴いていてやっぱり分からなかったという結果に。なので掲載していいのかどうか、ちょっとヒヤヒヤものです。ブログをはじめて、こういうことは今までなかったです。ただビッグバンドの演奏としては素晴らしく、8曲目は特に大作で、当時のサード・ストリーム・ミュージックの影響があるのでは、と思います。やっぱりエリントンの影響もあるんだなあ、というようなサウンドもなかなか。今日からしばらくこの年度の共演・参加作が多めなので、こっちの方から聴いていくことにします。しかしそれにしても波乱含みか。
(追記)ある方から情報をいただきました。ありがとうございます。
Paul Bley, piano #1,3,5; Roland Hanna, piano #2,4
ディスコ的には。
Miugus Revisited/Charles Mingus(G)(EmArcy) - Recorded May 24 and 25, 1960. Ted Curson(Tp), Jimmy Knepper(Tb), Joe Farrell(Sax), Booker Ervin(Sax), Yusef Lateef(Fl), Eric Dolphy(Fl), Roland Hana(P), Paul Bley(P), Danny Richmond(Ds), Lorraine Cousins(Vo), Marcus Belgrave(Tp), Hobart Dotson(Tp), Clark Terry(Tp), Richard Williams(Tp), Slide Hampton(Tb), Charles Greenlee(Tb), Eddie Bert(Tb), Eric Dolphy(Sax), John La Porta(Sax), William Barron, Jr(Sax), Danny Bank(Sax), Reobert Di Domenica(Fl), Harry Shulman(Oboe), Don Butterfiled(Tuba), Charlie McCracken(Cello), George Scott(Per), Sticks Evans(Per) - 1. Take The "A" Train 2. Prayer For Passive Resistance 3. Eclipse 4. Mingus Fingus No. 2 5. Weird Nightmare 6. Do You Nothin' Till You Hear From Me 7. Bemoanable Lady 8. half-Mast Inhibition
1、6曲目がデューク・エリントン関係の曲で、他はチャールズ・ミンガスの作曲。クレジットを見ると、1-3、5、6曲目がローランド・ハナかポール・ブレイと書いてあります。けっこういいかげんなクレジットですが、判別するほどの耳を持たない自分もなさけない。そして、アルバムコメントをやっていて、お目当てのミュージシャンが判然としないのもはじめて。4、7、8曲目はより大きなビッグバンド編成で、何となくデューク・エリントン楽団を思い出すサウンドがまたかっこいい。当時のミンガスがエリントン・バンドの影響を受けていたことが分かります。オリジナル曲も、ビッグバンドになるとミンガスのコンボの時と違うカッコ良さがあって、なかなかいい。8曲目は、何となく当時のサード・ストリーム・ミュージックの影響があるような。
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