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2019/08/03

The Leprechaun/Chick Corea

Chicklepreチック・コリアのリーダー作の4日目。この当時さまざまなレコード会社からいろいろな系統でアルバムを出していますが、これはVerveから出たもの。’75年でトータルアルバムという感じで出ているのは、ある意味プログレッシヴ・ロックの影響かなとも思いますけど、いろいろなサウンドをうまくまとめていますね。サウンドだけではなくて、アルバムジャケットからして「妖精」の感じは出ていますもんね。実はこのアルバムも、久しぶりに聴きました。やはりエレクトリック・ピアノ関係では時代を感じさせるような部分があるにしても、けっこう凝っていて、今聴いてもなかなかいいな、と思わせるものはありますね。

 

The Leprechaun/Chick Corea(P)(Verve) - Recorded 1975. Danny Cahn(p), John Gatchell(Tp), Bob Millikan(Tp), Wayne Andre(Tb), Bill Watrous(Tb), Joe Farrell(Reeds on 5, 8), Annie Kavafian(Vln), Ida Kavafian(Vln), Louise Shulman(Viola), Fred Sherry(Cello), Eddie Gomez(B on 6, 8), Anthony Jackson(B on4-5, 8), Steve Gadd(Ds), Gayle Moran(Vo) - 1. Imp's Welcome 2. Lenore 3. Reverie 4. Looking At The World 5. Nite Sprite 6. Soft And Gentle 7. Pixiland Rag 8. Leprechaun's Dream

邦題「妖精」。6曲目のみゲイル・モラン作曲で、他はアレンジ等も含めてすべてチック・コリア作曲。妖精を題材にしたトータルアルバムで、細かくアレンジされている様子。また、クロスオーヴァーの曲もあったり、弦楽四重奏団やブラスでアレンジを入れてみたりと、妖精の雰囲気がサウンドのあちこちから漂ってきます。リターン・トウ・フォーエヴァーをもっと緻密にするとこうなる?ラストの曲のみ13分あって(集大成という感じ)、収録時間は38分なので、他の曲は比較的短め。2曲目のようにベースをキーボードが弾いている曲もあるけど、エレクトリックとアコースティックのベーシストは適材適所。時折り聴かせるモランのヴォーカルが爽やかな雰囲気をもたらしています。4曲目のバンド的長めにキメが続くところもカッコいい。

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