共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Antidote/Chick Corea The Spanish Heart Band | トップページ | Elegant Gypsy/Al Di Meola »

2019/07/08

Arvoles/Avishai Cohen

Avishaiarvoアヴィシャイ・コーエン(ベーシストの方)は私はあまり熱心に追いかけてなかったのですが、このアルバム、評判なようで入手してみました。イスラエル色満載なのかなと思いきや、サウンドの方はそうでもなくて、むしろ拍子(変拍子?)とかリズムとかに特徴があるトリオでした。それでいて聴きやすいのも特色で、ややこしいジャズはちょっと、という方にもおススメではありますね。これを聴きながら、ズブズムとジャズ沼に、というころもなく(笑)、それでいて拍子が何気なくややこしいので、そこに興味を持てればそっちに意識を行かせてもいいし、メロディも分かりやすいものが多いしと、日曜の昼下がり(ちょっと涼しいくらいですが)に聴くのもいいですね。

 

Arvoles/Avishai Cohen(B)(Razdaz Records)(輸入盤) - Recorded February and March, 2019. Elchin Shirinov(P), Noam David(Ds), Bjorn Samuelsson(Tb on 1, 4, 6, 9-10), Anders Hagberg(Fl on 1, 4, 6, 9-10) - 1. Simonero 2. Arvoles 3. Face Me 4. Gesture #2 5. Elchinov 6. Childhood (For Carmel) 8. Nostalgia 9. New York 90's 10. Wings

(19/07/07)タイトル曲の2曲目がトラディショナルで、他はアヴィシャイ・コーエンの作曲。10曲で41分ほど。アゼルバイジャン出身のピアノと、イスラエルのドラマーとのトリオ。民族色のサウンドという感じはあまりしないけど、独特なリズム(変拍子?)によるアプローチで、1曲目から、その哀愁を伴ったメロディの強度から、かなりの個性を感じます。2曲目のタイトル曲は、現地の童謡のような明るいやさしさを持って弾いています。3曲目以降も、独特なリズムが前面に出ていて、それがこのトリオの特徴になっています。半数の曲にトロンボーンとフルートが加わっていて、それがサウンドにまろやかさを加えている感じです。ジャズと言っても4ビートではない世界ですが、メランコリックな雰囲気が多いのでけっこう聴きやすい。

« Antidote/Chick Corea The Spanish Heart Band | トップページ | Elegant Gypsy/Al Di Meola »

音楽」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Antidote/Chick Corea The Spanish Heart Band | トップページ | Elegant Gypsy/Al Di Meola »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト