An Evening With Chick Corea And Herbie Hancock
チック・コリア関連で、昨日の続きをもう1枚。これも、昨日紹介のアルバムと同時期のライヴのツアーの模様を、今度はチックの方の視点からアルバムかしたものだと思われます。2枚とも共通のプロデューサーも入れることで、個性の違いとアルバムの統一性をうまく兼ね備えたアルバムになっていると思います。LP時代はこのアルバムも2枚組だったのでしょうが、収録時間が71分なので、こちらの方はCD1枚になったのでしょう。こちらの方がややマニアックかなという気がしないでもないですが、昨日のSony盤と合わせて聴くのがいいのかも。特に5、6曲目は同じ曲の配列だし、聴き比べると興味深いです。
An Evening With Chick Corea(P) And Herbie Hancock(P)(Polydor) - February 1978. - 1. Home Coming 2. Ostinato 3. The Hook 4. Bouquet 5. Maiden Voyage 6. La Fiesta
同時期発売のSonyからのアルバムとほぼ同じタイトルのライヴで、同じツアーで録音されたもの。チック・コリアとデヴィッド・ルービンソンのプロデュース。こちらはCDでは1枚。発売が半年以上Sony盤よりは遅いらしい。2人のアルバムに対する姿勢の違いもあるかもしれません。こちらの方が、よりフリー的になっているような感じも。1曲目の途中がそんな感じが強いです。1、4、6曲目がコリアの作曲、5曲目がハービー・ハンコックの作曲、3曲目が2人の合作(インプロヴィゼーション?)、2曲目がバルトーク作。5、6曲目がSony盤と同じ曲なのですが、こちらはいくらか短くなっています。それぞれを中心に持ってくることで、アルバムの違いを引き立たせ、それを共通のプロデューサーを絡めて統一感ももっているという印象。
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