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2019/07/23

Kiss My Axe/Al Di Meola Project

Aldikissmy アル・ディメオラの15日目。プロジェクトの名前を冠したアルバムは何回か出てますが、この後確か出なくなったような。内容的にも、音的にも、このアルバムで彼のこの時期の完成形のひとつなのではないかと思います。デジタル録音ならではのドラムスやパーカッションの音が入っていて、アルバムを当時リアルタイムで何度も聴き返していた記憶がありました。初期の頃を除けは、やはりこのアルバム、けっこう好きな方です。この時期になると収録時間も長くなる傾向にあって、今聴くとちょっとお腹いっぱいかな、とも思えますが、それでもなかなか素晴らしいアルバムだと、今聴いても思います。ここでもベースはアンソニー・ジャクソンですね。もうずっとです。

 

Kiss My Axe/Al Di Meola(G) Project(Jimco) - Recorded May 1991. Barry Miles(P), Rachel Z(Synth), Anthony Jackson(B), Tony Scher(B), Richie Morales(Ds), Arto Tuncboyaciyan(Per, Vo), Gumbi Ortiz(Per) - 1. South Bound Traveler 2. The Ambrace 3. Kiss My Axe 4. Morocco 5. Gigi's Playtime Rhyme(Interlude No.1) 6. One Night Last June 7. Phantom 8. Erotic Interlude(Interlude No.2) 9. Global Safari 10. Interlude No.3 11. Purple Orchids 12. The Prophet(Interlude No.4) 13. Oriana(September 24, 1988)

バリー・マイルス作が1曲目、チック・コリア作が7曲目(アル・ディメオラのアレンジ)、他の曲は全曲ディメオラ作。アル・ディメオラ・プロジェクトとしてさまざまなサウンドを消化して、このアルバムでとりあえず完成したとみていいのではないかと思います。ヴォイスもところどころ入っていて、エクゾチックさとブラジル指向と、エレクトリックとアコースティックがうまくブレンドされています。ギターも両刀使いですし。それでいて、曲がいろいろの表情を見せて変化していく場面があるのも健在。特に最初の3曲が好みだけど、これは特に打楽器系の音のミックスの進化も大きいと思います。デジタルならではの音の入り方をしています。収録時間も60分を超えて、内容は盛りだくさんになってきています。パット・メセニーの影響も少々あるか。

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