An Evening With Herbie Hancock And Chick Corea In Concert
さて、チック・コリアのリーダー作に取り掛かろうとしたら、共演作が2枚混ざりこんでいました。ホームページ作成当時はけっこうアバウトに計上していたからなあ。というわけで番外編で2枚、紹介していきます。2枚ともコリアとハービー・ハンコックのピアノ・デュオで、同じ時期のライヴの録音。それぞれどちらかをメインに据えての、先に名前が来る方を変えたアルバムです。この時期、ピアノ・デュオ(あるいはトリオ)のアルバムがけっこう出てますし、素晴らしいものも多いのですけど、やはりコリアとハンコックということで、当時も別格の扱いになっていたのでは、と思います。
An Evening With Herbie Hancock(P) And Chick Corea(P) In Concert(Sony) - February 1978. - 1. Someday My Prince Will Come 2. Liza 3. Button Up 4. February Moment 5. Maiden Voyage 6. La Fiesta
’78年の2人のピアノ・デュオのライヴで、何箇所かでの演奏をまとめたもの。CD2枚組。ハービー・ハンコックとデヴィッド・ルービンソンのプロデュース。左チャンネルがハンコックで 右チャンネルがチック・コリア。同時期に出たコリアがメインの2人のアルバムと同じ選曲の5、6曲目が興味深いところ。それぞれハンコック作とコリア作。1-2曲目がスタンダードで3曲目は2人の合作、4曲目がハンコック作。アルバムのあちこちからゴージャスな雰囲気が漂ってきます。ピアノのアプローチの仕方は違いますが、それでもこの時代の2人の有名なピアニストなので、やはりこの2人はすごいことを改めて認識。 スタンダードでもオリジナルでも自由に、しかもどちらかというとカチッとしたサウンドでメロディアスに飛翔していきます。
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