Passion, Grace & Fire/John McLaughlin, Al Di Meola, Paco De Lucia
アル・ディメオラの10日目。実はスーパー・ギター・トリオのアルバムは3作あって、当初ディメオラのリーダー作に入れていたのですが、3枚のアルバムをよく見ると、筆頭にくるギタリストが3枚とも違ってました。そこで、ホームページを作って20年以上経ってからなのですが(汗)、この3枚のアルバムを共演・参加アルバムの方に移しました。それにしても、今回のアルバムはスタジオ録音で、その音の良さも、久しぶりに聴いていて気が付きましたです。その音でしかも速弾きとなれば、けっこう好物なんで楽しんで聴けました。でも収録時間が31分はちょっと短いような気もします。LP時代ゆえ、音質重視のカッティングだったのかもしれないですが。
Passion, Grace & Fire/John McLaughlin(G), Al Di Meola(G), Paco De Lucia(G)(Sony) - Released 1983. - 1. Aspan 2. Orient Blue Suite (Part1, 2, 3) 3. Chiquito 4. Sichia 5. David 6. Passion, Grace & Fire
邦題「情炎」。アコースティック・ギターでのトリオのフルアルバム2枚目。収録時間は31分ほど。ジョン・マクラフリン作が1、5曲目、アル・ディメオラ作が2、6曲目、パコ・デ・ルシア作が3-4曲目。こちらはスタジオ録音。冒頭部を含め、ところどころ相変わらずおそろしく速いパッセージの連続で、それでいてメロディアスな曲が続きます。しかも緻密。スタジオでのこういうアコースティック・ギターの音色は好き。サウンド的には、パコとディメオラが近い感じで、今回はマクラフリンが筆頭に名前が挙がっていても、やはり2人のスパニッシュなサウンドの影響が大きいと思います。出だしは少し穏やかになりますが、2曲目の深みのある組曲にひかれるものがあります。バラード的な場面でも全般的にかなりメリハリのあるフレーズ。
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