Friday Night In San Francisco/Al Di Meola, John McLaughlin, Paco De Lucia
アル・ディメオラの6日目。このアルバム、本来なら共演・参加作の方なのでしょうが、ディメオラが筆頭に上がっているということで、リーダー作に入れてしまいました。まあ、それはあくまでも区分の話。この時期にアコースティック・ギターのデュオとかトリオ作がけっこう出ますけど、その中でもやっぱりこのアルバム、と言えるのがこれではないかなあ、と思います。今聴いてもその超速弾きとか、なかなかスゴいですし。なかなか興味深い取り合わせではあるけど、今までのディメオラでもアコースティック・ギターのみの曲をよく取り上げていましたし。それが1枚のアルバムのライヴだと、改めて聴いてもけっこう良かったですね。
Friday Night In San Francisco/Al Di Meola(G on 1-2, 4-5), John McLaughlin(G on 2-5), Paco De Lucia(G on 1, 3-5)(Sony) - Recorded December 5, 1980. - 1. Mediterranean Sundance/Rio Ancho 2. Short Tales Of The Black Forest 3. Frevo Rasgado 4. Fantasia Suite 4. Guardian Angel
3人の通称は「スーパー・ギター・トリオ」。アル・ディメオラ作が1曲目前半と4曲目、パコ・デ・ルシア作が1曲目後半、ジョン・マクラフリン作が5曲目、チック・コリア作が2曲目、エグベルト・ジスモンチ作が3曲目。アコースティック・ギター3本でのライヴ。といっても4、5曲目が3人で、最初の3曲はそれぞれの組み合わせでのデュオ。とにかく超絶技巧、速弾きと、こういう言葉でも違和感がないくらいにスゴいです。時おりピンクパンサーのテーマなどで笑いを誘いますが、複数のアコースティックギターのジャズならまずこれを、と思います。 ディメオラとパコがいるので、必然的にスパニッシュ色やや強め。チックの曲とジスモンチの曲はやっぱりそれ風にも聴こえ、なかなかの雰囲気。スゴい技の応酬でギターアルバムでダントツか。
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