Romantic Warrior/Return To Forever
アル・ディメオラの2日目で、今日もリターン・トゥ・フォーエヴァーのアルバム。実は間に「ノー・ミステリー」というアルバムがあるのですけど、これはなぜか’99年にCD化されていて、その時はもう20年ほど前ですが今と同じコメントの長さでした。ややこしいのはこのアルバムからソニーに移籍していて、そのかわりチック・コリア本人はポリドールからも作品を出し続けているのです。まあ、演奏にあまり細かいことは関係ないと言えばないのですけど。ディメオラはこのアルバムでは、既にソロ・アルバムも出している時期であって、これでもかと超絶技巧を見せつけています。さすがの進化です。
Romantic Warrior/Return To Forever(Sony) - Recorded February, 1976. Chick Corea(P), Al DiMeola(G), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds) - 1. Medieval Overture 2. Sorceress 3. The Romantic Warrior 4. Majestic Dance 5. The Magician 6. Duel Of The Jester And The Tyrant (Part 1, 2)
邦題「浪漫の騎士」。この4人の最後のRTF。チック・コリア作が1、3、6曲目、レニー・ホワイト作が2曲目、アル・ディメオラ作が4曲目、スタンリー・クラーク作が5曲目。はっきり言ってこの4人だから、という感じのサウンド。場面によっては変拍子も出て来たり、音の使い方がプログレ方面の影響(こちらが影響を与えたかも?)も感じられます。1曲目がそうで、5-5-5-4拍子基調とのこと。なかなかミステリアスなサウンドになってます。ストレートにファンクの4拍子で表現していく2曲目、ミステリアスな出だしで少しソフトなバラードから盛り上がる3曲目、ロック調で仕掛けがありながら快調に飛ばしていく4曲目、ヘヴィーな音と超高速フレーズだけでなく変化に富んだ5曲目、マイナー調でアドリブ部がかなりイケてる6曲目。
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