My Standard/Ari Hoenig
アリ・ホーニグのアルバムが届いたので聴きましたが、これは新譜のひとつ前のもので’18年発売のようです。実は彼のリーダー作は’11年ごろから買ってなかったようで、久しぶりに聴いてみても、ドラムスは個性的だし、今回はスタンダード集(ジャズメン・オリジナル集)ということで、楽しんで聴けました。収録時間が43分なのも、もう少し楽しみたいなあ、と思いつつ終わらせてくれるのでちょうどいいかと思います。それにしても、豪華なメンバーですね。この中では、ギラッド・ヘクセルマンのギターが特に印象に残りました。彼は現代ジャズだけではなくて、こういうスタンダードもけっこういいんですよね。
My Standard/Ari Hoenig(Ds)(Fresh Sound New Talent)(輸入盤) - Recorded January 21, 2010(on 2) and September 2015. Tivon Pennicott(Ts on 3?, 5-7), Gilad Hekselman(G on 1-3, 5-6), Tigran Hamasyan(P on 2), Shai Maestro(P on 4, 6), Eden Ladin(P on 3, 5), Orlando Le Fleming(B) - 1. Boplicity 2. Bessie's Blues 3. Stablemates 4. Someday My Prince Will Come 5. Pent Up House 6. In Walked Bud 7. Fee Fi Fo Fum
(19/07/25)有名なミュージシャンのジャズメン・オリジナルを中心に、スタンダード(4曲目)も。曲によって参加ミュージシャンが異なるのも特徴です。収録時間は43分ほどですが、オーソドックスな感じにも聴こえる部分も多いし、安心して聴けます。そしてところどころ2、4曲目など個性的な部分も出ていて、その対比が面白い。特にギラッド・ヘクセルマンの繊細なギターはスタンダード向きの演奏で、ソフトながら印象に強く残ります。2曲目のみ録音時期が5年ほど前ですけど、違和感なく溶け込んでいます。アリ・ホーニグのドラムスの叩き方が異色で目立っている場面もあって、やはり彼のリーダー作だなあ、と思えます。3曲目にサックスが聴こえるけど、クレジットにないのは印刷間違いか。でも聴いていて飽きないアルバム。
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