Where Have I Known You Before/Chick Corea & Return To Forever
再びアルバムコメントの手直しのために、今度はアル・ディメオラ関連17作を聴いていきます。チック・コリアのリーダー作の方が良かったかもなあ、とも思うのですけど、流れからして順番に聴いていけそうな方から。ディメオラもサイド参加作が残り3枚だけあるので、まずはそちらから。’74年の録音なので、彼の参加作としては、私の手持ちの中では一番古い方。第2期リターン・トゥ・フォーエヴァーは前作(第3作)はビル・コナーズのギター参加だったので、少しややこしいことになってます。でもこの演奏が’74年に録音なので、当時としてはけっこう先を行っていたような気がしてます。そしてまたメンバーを替えて第3期が’77年録音よりはじまります。消費税増や年金減など、将来に備えて出費を抑えたいので、新譜割合が少し少なくなりそうな予感も。
Where Have I Known You Before/Chick Corea(P) & Return To Forever(Polydor) - Recorded July-August 1974. Stanly Clarke(B), Lenny White(Ds), Al DiMeola(G) - 1. Vulcan Worlds 2. Where Have I Loved You Before 3. The Shadow Of Lo 4. Where Have I Danced With You Before 5. Beyond The Seventh Galaxy 6. Earth Juice 7. Where Have I Known You Before 8. Song To The Pharoah Kings
邦題「銀河の輝映」。4人の作曲が6曲目、チック・コリア作が2、4-5、7-8曲目、スタンリー・クラーク作が1曲目、レニー・ホワイト作が3曲目。アル・ディメオラが参加したアルバム。まだ超絶技巧と言うほどではありませんが、チックとともにラテン(スパニッシュ)の香りが当時からあります。グループの重量級なサウンドだけでなく、それぞれのソロも楽しめます。特にベースとドラムスは3作目に続き露出度が高いです。それだけのメンバーを集めているということもありますが。グループのアルバム4作目ですけど、2作目までと違って、けっこうハードコアなクロスオーヴァーのアルバムになっています。2、4、7曲目はピアノやエレピのソロで、インタールード的な役割を担っています。8曲目は14分台もの大作になっています。
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