The Snow Leopard/Richie Beirach
リッチー・バイラークの17日目にして一段落。ホームページの手直しは残り294枚にまで減りました。彼のアルバムの紹介のラストはトリオ(クァルテット)のアルバムなので、少々目先が変わっていいと思います。この後、彼は何枚かヴィーナスレーベルで出すようになりますけど、自分としての好みのリーダー作はこのあたりまでかな。でもやはりこの時代はCDの収録時間の特性を活かすために、これも68分収録なんですね。LPに合わせた40分台の収録時間がまた増えてきた最近では、この当時のは、やはりちょっと長いかな、と感じるようにもなりました。それにしてもお気に入りの曲は何回も録音してますね。それもまた彼の特徴でもあります。その都度変えているものもありますし。
The Snow Leopard/Richie Beirach(P)(Alfa Jazz) - Recorded June 16 and 17, 1996. George Mraz(B), Billy Hart(Ds), Gregor Huebner(Vln) - 1. The Snow Leopard 2. In The Wee Small Hours (Of The Morning) 3. Naima 4. Musica Callada No.1 5. Peace Piece 6. Citizen Code 7. Expression 8. Redemption 9. Elm 10. Bagatelle Opus6, No.1
ベテランのメンバーによるピアノ・トリオの作品で、ダイナミックな演奏から静かな演奏まで幅広いところを見せています。収録時間68分。今までソロでやってきたことをトリオ(クァルテット)で表現している感じ。メンバーが増えている分、ダイナミックなところはよりスリリングになっています。1曲目からスピード感のあるアップテンポの4ビートの部分や各パートのソロもあってカッコ良い。リッチー・バイラーク作は1、6、9曲目、ジョン・コルトレーン作が3、7曲目、ビリー・ハート作が8曲目、ビル・エヴァンス作が5曲目。4、10曲目がクラシック作品。「ネイマ」のドラムスのマレットさばきは、ビリー・ハートならではだけど、少しスマートなサウンドかな。4、9-10曲目にヴァイオリンが参加。曲に合ってなかなか効果的に響いてきます。
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