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2019/06/11

Too Grand/Richie Beirach & Andy LaVerne

Richietoogrand リッチー・バイラークの共演・参加作の4日目。今日はスティープル・チェイスから出たアンディ・ラヴァーンとの2台のピアノでの共演盤です。この2人では1年後にまた録音していますけど、やはり相性バツグンですね。これぞレに個性はあるのだけど、大きく見ると似ている感じもあって、かつテクニックもあるので、かなりのまとまりを見せています。収録時間は60分以上あるのですが、長く感じさせず、あれ?もう終わったの?という印象でした。当時はこのレーベルも国内盤でけっこう出ていて、アンディ・ラヴァーン関係だけでも10枚ぐらいは出していたんじゃないかな。いずれにせよ国内盤の全盛期だったからであったアルバムでした。

 

Too Grand/Richie Beirach(P) & Andy LaVerne(P)(Steeple Chase) - Recorded November 1992 - 1. Footprints 2. Nature Boy 3. Moonlight in Vermont 4. So What 5. Zingoro 6. Monk's Dream 7. Milestones 8. In Your Own Sweet Way 9. Passion Dance

2人ともビル・エヴァンス派とも呼ばれる事もあるそうですが、その2人の共演盤。曲によっては、これが2台のピアノかと思えるほどの迫力があります。そして、静かな曲はより渋く静かに唄い上げられています。ジャズメン・オリジナルやスタンダード中心で、彼らの曲はなし。ウェイン・ショーター作曲の1曲目、マイルス・デイヴィス作の4、7曲目、マッコイ・タイナー作の9曲目あたりで、ピアノとしてはけっこうクリアながら、割とハードな印象に仕上げられていると思います。何といっても2人のピアノのコンビネーションはバツグン。何だかんだ言っても、キャラクター的には似ているところがあるのかもしれません。ハードなところはよりハードに、しっとりとくるところはよりしっとりと、ある意味硬質な印象もありながら弾いている感じです。

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