To Dream The World/Nora York
リッチー・バイラークの共演・参加作の3日目。今日のアルバムはノラ・ヨークの初リーダー作。検索をかけてみたけどAmazonでも3種類ぐらいしか見かけなくて、活動期間が短かったのか、表舞台からは消えてもどこかで歌っているのかは分かりません。この時のアルバムはメンバーからしてもけっこうな力の入れようで、さすがにヴォーカルアルバムで68分は今からすると長いと思いますが、当時はCDの収録時間を割といっぱいいっぱい入れるアルバムが多かったから、こうなったのかな、と思います。バイラークは半分弱の曲に参加してますが、やはり歌伴でもいいですねえ。他のメンバーもいいですし。
To Dream The World/Nora York(Vo)(Geronimo) - Recorded June 28-July 1, 1992. Richie Beirach(P on 2, 6, 10-12, 14), Rob Schwimmer(P, Key, Org on 1, 3, 5, 7-8, 13), Michael Formanek(B on 1-3, 5-13), Terry Clarke(Ds on 1-3, 5, 7-13), Rich Perry(Sax on 1, 3, 5, 7-8, 10-13), Mark Feldman(Vln on 2, 9), Jack Willkins(G on 4), Douglas Lichterman(Dumbek on 13) - 1. Drifting On A Dream 2. Vishnu's Dream 3. Out Of This World 4. Beirut 5. Pilgrim/When Did You Leave Heaven? 6. If I Fell 5. War Anthem/Is It The End Of the World? 8. Denial 9. You Go To My Head/Manis Depression 10. Somebody Else 11. Nobody Else But Me 12. Love For Sale 13. Pursuit Of Happiness 14. You Must Believe In Spring
ノラ・ヨーク初のソロ・アルバム。リッチー・バイラークは2、6、10-12、14曲目に参加。参加曲は、この中で2曲目を除けばスタンダード(含:ビートルズ)で、比較的オーソドックスなジャズです。ただし、ヨーク自身の作曲のものも何曲かあります(2、4-5、7-8、13曲目)が、印象に残る良い曲です。メロディが独特という印象も強いですが。スタンダードやビートルズの曲もあって、なかなかいいヴォーカル・アルバムになっています。メンバーもなかなかで、14曲68分もの収録時間のヴォーカル・アルバムというのは、やはり当時だからこれだけ詰め込んだ、というのはあるかと思います。小編成だけど、適宜メンバーを替えての曲ごとの録音は手間がかかっていると思います。ラストの曲は来ラークのみを歌伴に歌っています。
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