Soul Of The Bass/John Patitucci
次の新譜も届きそうな気配はあるけど、まず手持ちの新譜を聴いてしまいたいです。今日のアルバムはジョン・パティトゥッチの新作。少し前にECMで、ラリー・グレナディアの新作がアコースティック・ベース1本での新作だったので、それに影響を受けたのか偶然なのか分かりませんけど、こちらもベース・ソロが多めのアルバム。もっともパティトゥッチはウッドとエレキ(しかも6弦ベース)の両刀使いだし、構成の関係もあってか何曲かにゲストを呼んでより多彩にアルバムを構成していますけど。それでもアコースティック・ベースのソロの主体のアルバムだと、聴く人を選ぶ雰囲気はあるかなあ、とは思います。個人的には好きなんですけどね。
Soul Of The Bass/John Patitucci(B)(Three Faces Records)(輸入盤) - Released 2019. Nate Smith(Ds on 4, 9), Greisun(Vo on 11), Isabella Patitucci(Vo on 11), Sachi Patitucci(Cello on 13) - 1. Soul Of The Bass 2. Seeds Of Change 3. Morning Train 4. The Call 5. Mystery Of The Soul 6. Morocco 7. Elvin 8. Earth Tones 9. Seeds Of Change Reprise 10. Allemande In D Minor 11. Sarab 12. Trust 13. Truth
(19/05/19)収録時間は37分ほど。3曲目がスピリチュアル、10曲目がJ.S.バッハ作曲(エレベ使用の曲)で、11曲目が共作、残りはジョン・パティトゥッチの作曲ないしはインプロヴィゼーション。ベースの多重録音もありますが、基本的にはベース(アコースティックとエレクトリック両方を使っています)だけで演奏している曲が多いです。印象としては地味な感じも少しありますが、それでもやっぱりベースとしては名前が知れたミュージシャンなので、一気に聴いた時のバランスがいいというか。ベースの音もいいですし。ドラムスも2曲加わってますし(その曲はなかなかリズミカルで興味深い)、11曲目はヴォーカル曲、13曲目はチェロの多重録音も。ただ、ベース・ソロが主体(ウッドが多めかな)ということで聴く人を選ぶかも。
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