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2019/05/11

Jazz Street/Jaco Pastorius

Jacojazzst ジャコ・パストリアスの9日目。今日のアルバム、日本のタイトルではジャコのリーダー作のように書いてありますが、実際はジャケット写真を見るとブライアン・メルヴィンのリーダー作のようですね。日本だとジャコの名前付ければ売れるから。ただ、このアルバムも特に前半はジャコの調子が、20年以上前に聴いていたイメージとは違って、けっこういいです。後半の曲によっては(例えば7曲目)参加しているんだかいないんだか分からない曲もありますが、メルヴィンのリーダー作であれば、それも納得ですね。今世紀に入ってからは積極的にはジャコを追いかけることをしなくなりましたが、その後もいろいろ未発表作が出ているようですね。

 

Jazz Street/Jaco Pastorius(B except 4)(Timeless) - Recorded October 1 - November 1, 1986. Brian Melvin(Ds, Per), Rick Smith(Sax, Ds Prog), Jon Davis(P, Synth), Poul Mousavi(G), Bill Keaney(Per, Synth on 7), Keith Jones(B on 4) - 1. No Slack 2. Jazz Street 3. Miles Mode 4. May Day 5. Wedding Waltz 6. Out Of The Night 7. Drums Of Yadzarah

ジャコ・パストリアスのリーダー作のように書かれているけど、ジャケットを見ると実際はブライアン・メルヴィンがリーダーではなかったか。1-2、4曲目がメルヴィン作ないし共作、5曲目がジョン・デイヴィス作、7曲目がビル・キーニー作、3曲目はジョン・コルトレーン作、6曲目がジョー・ヘンダーソン作、タイトル通り、ジャズも混ざっています。ただ3曲目はフュージョン風になっています。先入観念にとらわれないで聴けば、ある程度のレベルのハードフュージョンのアルバムとしてとらえていいのかも。ベースも例えば何曲かはジャコの存在感がかなりあるノリですし。こういう音楽を本当はこれからやりたかったんではないだろうか、という気もします。特に1曲目はベースがスゴい。なぜか5-6曲目はジャズの演奏になっています。

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