Mingus/Joni Mitchell
ジャコ・パストリアスの14日目。先にジョニ・ミッチェルを聴いてみたくなり、時系列な順番をまた変えてあります。「シャドウズ・アンド・ライト」のアルバムについては、だいぶ前にブログに掲載してあると思います。「ミンガス」が、私にとってジョニへの入り口だったような。その後、じゃこの参加アルバムを買い求めた、という感じですね。当時は何気なくこのアルバムを聴いてしまいましたが、ジョニとジャズとの交流という点では、どういう接点があったのか分からないけど、かなり素晴らしいことですね。惜しいのは、チャールズ・ミンガスがそのまま生きていれば、どういうアルバムになったのかなあ、ということを考えてしまいました。
Mingus/Joni Mitchell(Vo, G)(Asylum) - Released 1979. Jaco Pastorius(B), Wayne Shorter(Ss), Herbie Hancock(P), Peter Erskine(Ds), Don Alias(Per), Emil Richards(Per), etc. - 1. Happy Birthday 1975(Rap) 2. God Must Be A Boogie Man 3. Funeral(Rap) 4. A Chair In The Sky 5. The Wolf That Lives In Lindsey 6. I's A Muggin'(Rap) 7. Sweet Sucker Dance 8. Coin In The Pocket(Rap) 9. The Dry Cleaner From Des Moines 10. Lucky(Rap) 11. Goodbye Pork Pie Hat
ジョニ・ミッチェル(詞)とチャールズ・ミンガスの合作(チャールズ・ミンガスの作曲4曲(4、7、9、11曲目))が、奇しくもミンガスの追悼アルバムになってしまったとのこと。Rapと書いてあるのが、ミンガス関連の生録音というか、環境録音。ジョニとしては珍しいアルバムの作り方かも。ジャズ方面からかなりスゴいメンバーが集まっています。演奏はちょっと地味かなとも思えますが、追悼になってしまったら、このぐらいがちょうどいいんじゃないかと。ここでのジャコ度は抜群で、静かな曲でも個性的なフレーズは圧倒的な存在感で、歌とイメージが合っている素晴らしいアルバム。 それ以外にも素晴らしいメンバーなんですけれどもね。11曲目はよく他でも聴かれるようになった有名な曲。7曲目は4ビートも出てきてジャズっぽい。
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