共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« ECMブログは移転中です | トップページ | When Will The Blues Leave/Paul Bley/Gary Peacock/Paul Motian »

2019/06/01

Convergence/Richie Beirach and George Coleman

Richieconvergリッチー・バイラークの過去盤聴き17回の1日目。変化をつけるために共演・参加作の7枚から先に行きます。’70年代前半には音源を残していた彼ですが、既にコメントを手直ししているものも多く、今回の共演・参加作では’90根から’97年の狭い範囲で取り上げることになりますが。だんだん追っかけのミュージシャンの重なりが少なくなってきて、枚数が減らなくなってきてしまいました。バイラークは共演のミュージシャンが決まっている人のことが多めで、ソロのアルバムも割と出しているのですが、それでも昔から好きなミュージシャンのひとりです。やっと手を付けることができました。今日のアルバム、その中では異色の取り合わせなのでは。まあ、バイラークのペースですけど。

 

Convergence/Richie Beirach(P) and George Coleman(Ts, Ss)(Triloka) - Recorded November 10 and 11, 1990. - 1. I Wish I Knew 2. Flamenco Sketches 3. Rectilinear 4. For B.C. 5. Riddles 6. Zal 7. What Is This Thing Called Love? 8. Infant Eyes

リッチー・バイラーク作が、3、5-6曲目、ジョージ・ムラーツ作が4曲目で、実質彼のリーダー作か。アレンジも全曲バイラーク。他はスタンダードやジャズメン・オリジナル(マイルス・デイヴィス作の2曲目、ウェイン・ショーター作の8曲目)。2人の取り合わせは、ちょっと変わってますが、バイラークのピアノと、ジョージ・コールマンの暖かい音色とフレーズのサックスの組み合わせはいい味を出しています。デイヴ・リーブマンとは対極にあるような温かみ。1曲目の静かなバラードではじまり。後半ジョージ・コールマンの割とスピードのある完全ソロがいい味を出しています。ある種静かな異種格闘技戦のようですが、2人のキャラクターの組み合わせが面白い。2人だけの演奏でも、なかなかマッチしていて、こういうのも面白い感じ。

« ECMブログは移転中です | トップページ | When Will The Blues Leave/Paul Bley/Gary Peacock/Paul Motian »

音楽」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ECMブログは移転中です | トップページ | When Will The Blues Leave/Paul Bley/Gary Peacock/Paul Motian »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト