Etoilee/Joe Martin
何とか新譜は早めに聴いていきたいと思ってます。ワクワクしますしね。あとは自分の予定との兼ね合い。今日はジョー・マーティンの新譜なんですけど、これも3月10日に発売と、ちょっと前になってしまいました。サウンドとしてはサックスのマーク・ターナーが加わると、こういう浮遊感のあるサウンドにはなりやすいんですけど、ここでは4人が絶妙なバランスでやり取りしていて、ある意味取っつきづらい面があるかもしれないなあ、とは思うんですけど、個人的にはこういうサウンド、好きだなあ。逆に言うとこういう凄腕のメンバーでないとできない、というサウンドにもなっていますし。
Etoilee/Joe Martin(B)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded February 22 and May 30, 2018. Mark Turner(Ts, Ss), Kevin Hays(P, Key), Nasheet Waits(Ds) - 1. A World Beyond 2. Malida 3. Prospecting 4. Two Birds 5. Safe 6. Long Winter 7. Etoile 8. 5x3
(19/05/18)全曲ジョー・マーティンの作曲。メンバーもそうそうたる顔ぶれだし、やはり都会的な今のジャズがつまっているサウンド。1曲目はフェンダーのローズが入っていて、しかも、サックスが少し思索的なメロディを吹くので、危ういところに乗っかっているファンクビートがまたカッコよい。逆に言えば、4ビートではないし、それでガチッとした感じが薄いのだけど、そのあたりのバランスはもう絶妙なんじゃないかなあと思います。そのままガンガン攻める2曲目が方向性を示しているのかなと。モーダルかつ割と今のジャズの中心部に近いのにちょっと取っつきづらい印象もあるのだけど、そこは聴く人の好き好きかも。4、6曲目のある意味醒めたバラードもなかなか。5曲目は少し4ビートも混じるか。サウンド感覚はある種独特。
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