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2019/05/25

LIVE/チック・コリア・アコースティック・バンド

Chickliveak 新譜が到着しているので、順番を変えて。チック・コリアのアコースティック・バンド、かれこれ20年ぶりのライヴだったんだそうです。その記録なんですけど、2時間以上にわたる演奏時間も、その内容も素晴らしい。やはりこのメンバーなだけなことはあるな、と思いました。聴く人によっては、このトリオのカチッとしているところで興味が分かれるかもしれないなあ、と思いつつ、リアルタイムで彼のエレクトリック・バンドとアコースティック・バンドの世代だったので、やはり個人的には出てくれて万々歳の音源ではあります。13曲目で、ゲイル・モラン・コリアのヴォーカルがありますが、かなりややこしそうなメロディで、これを歌えるのもすごいことかも。

 

LIVE/チック・コリア(P)・アコースティック・バンド(Stretch)
Live/Chick Corea(P) Akoustic Band(Stretch) - Recorded January 13, 2018. John Patitucci(B), Dave Weckl(Ds), Gale Moran Corea(Vo on 13) - 1. Morning Sprite 2. Japanese Waltz 3. That Old Feeling 4. In A Sentimental Mood 5. Rumba Flamenco 6. Summer Night 7. Humpty Dumpty(Set 1) 8. On Green Dolphin Street 9. Eternal CHild 10. You And The Night And The Music 11. Monk's Mood 12. Humpty Dumpty (Set 2) 13. You're Everything

ライヴでCD2枚組。68分+66分と長尺。チック・コリア作は1-2、5、7、9、12-13曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。このメンバーでは20年ぶりのアルバムということで、やはりこのトリオは素晴らしい演奏をするなあと、改めて実感。チックのカチッとした知的なピアノが好みの上に、オリジナルでもスタンダードでも安定したトリオの演奏。2曲目は意外にも日本的ではないけれど、このトリオらしくて面白い。5曲目の複雑なアレンジについていけるのは、やはり彼らだからかと。オリジナルとスタンダードのバランスも良くて、過去の再演曲も多くて長尺なライヴになってるけれども、聴いていて時間の過ぎるのがあっという間です。それぞれが別々に歩んできた20年間を上乗せした、素晴らしい演奏を聴けます。(19年5月22日発売)

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