Super Blue/Freddie Hubbard
ジャック・ディジョネットの参加作の9日目。いわゆる新作も到着してますけど、こういう時にどちらを先に聴けばいいのか迷います。どうも最後の方に残るのは特定のミュージシャンが多いようで、先日マイルス・バンドをまとめて聴いてからは、今回はフレディ・ハバードのリーダー作や共演作が多かったようです。あとディジョネット参加作は2枚残ってますが、それらはまた別のミュージシャンにはなりますが。今日のアルバム、’78年の時代を反映してか当時のクロスオーヴァ―/フュージョンの影響を大きく受けているジャズですね。自分がジャズを聴きはじめたのもクロスオーヴァ―世代なのであまり抵抗はありませんが、こういうアルバムを好まない方もいらっしゃるかもしれません。
Super Blue/Freddie Hubbard(Tp)(Sony) - Recorded March 30-13, April 1 and 4, 1978. Hubert Laws(Fl), Joe Henderson(Ts), Kenny Baron(P), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds), George Benson(G), Dale Oehler(Key) - 1. Super Blue 2. To Her Ladyship 3. Take It To The Ozone 4. The Gospel Truth 5. The Surest Things Can Change 6. Theme For Kareem
フレディ・ハバード作は2-4、6曲目。ジャズっぽいのですが、アレンジが凝っている部分があるせいか、アルバムを通して完全なジャズという感じではなく、フュージョンっぽい曲もあります。メンバーが超大物ばかりで、聴きごたえのあるアルバム。ケニー・バロンはエレキ・ピアノで参加の曲も。ベースとシンセサイザー・ベースが重なっているらしくて、それだけでフュージョンの香りがする都会っぽい1曲目、ボッサのリズムだけどやはり洗練されている2曲目、’80年代のカッコ良さも先取りする、ストレート・アヘッドなアップテンポの4ビートの3曲目、8分の6拍子のゴスペルっぽい穏やかメロディアスな4曲目、ジノ・ヴァネリのバラードを慈しんでメロディアスに演奏する5曲目、テーマが凝っているけどアドリブはストレートな6曲目。
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