New Heritage Of Real Heavy Metal Extra Edition/NHORHM
国内盤が3枚届いているので、聴いていきます。今日はNHORHMの「エクストラ・エディション」で、今までの3部作に収めきれなかった曲を取り上げています。ただ、残りテイクという感じが全然しなくて、これで1枚のアルバムが成立しているところは見事です。曲も、原曲を知らないものが多いので何とも言えませんが、3曲目の有名は「ハイウェイ・スター」がこんな風にアレンジされるとは、という意外性もあって面白かったです。メタルの曲のアレンジ、ということに気が付かないで聴けてしまうアルバムでもありますね。繊細さと美メロがとにかく印象に残りました。そして、それをうまくトリオでアレンジしてあって、演奏を聴くのも楽しめました。
New Heritage Of Real Heavy Metal Extra Edition/NHORHM(Apollo Sounds) - Recorded July 14 and 15, 2015, September 5 and 6, 2016, July 2 and 3, 2018. 西山瞳(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds) - 1. Galaxies/Stratovarius 2. South Of Heaven/Slayer 3. Highway Star/Deep Purple 4. Enter Sandman/Metallica 5. Don't Let It End/Yngwie Malmsteen 6. P.C.R./西山瞳 7. The Seventh Sign/Yngwie Malmsteen
今までの3部作に収録されなかった曲集で、5曲目は西山瞳の作曲。もちろんアレンジは彼女。38分の収録時間。曲も、ストラトヴァリウス、スレイヤー、ディープ・パープル、メタリカ、イングウェイ・マルムスティーンが2曲と、けっこう豪華。1曲目は哀愁のあるメロディアスな部分が前面に出ていて、曲の美しさにスポットが当たっている感じ。アコースティック風なアレンジにはなっているけど、かえってその方が曲の良さにスポットが当たっている2曲目、誰でも知っている有名な曲だけど、それを繊細に表現している3曲目、軽快な16ビートのファンクになっている4曲目、哀愁と切なさが出ているような、美メロの5曲目、この曲が一番ファンクっぽい感じのする6曲目、流麗でカラフルかつ愁いを帯びたメロディが印象的な7曲目。(19年4月24日発売)
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