ライヴ・イン・ロンドン/ミシェル・カミロ
新譜があと少しあります。連休中はもう届かない予想だから、今日含めて2枚かな。今日のアルバム、新譜を探していたら、何と前作の発売を知らなかったというもので、輸入盤中心の生活になってから、たびたびあります。パッと見たところ、猛火ってあるような気がしたのですが、記録にもなかったし。そういうわけで買ってみましたけど、さすがのミシェル・カミロ、曲ごとでも全体でも、素晴らしいところを聴かせてくれました。ラテン系になる傾向はありますけど、ソロ・ピアノのライヴで、ここまで聴かせてくれるピアニストってそうはいないと思います。1年半遅れになってしまいましたけど、いいアルバムを聴くことができました。
ライヴ・イン・ロンドン/ミシェル・カミロ(P)(Sony Music)
Live In London/Michel Camilo(P)(Sony Music) - Recorded June 13, 2015. - 1. From Within 2. The Frim Fram Sauce 3. A Place In Time 4. Island Beat 5. Sandra Serenade 6. Manteca 7. I Got Rhythm/Caravan/Sing Sing Sing 8. Love For Sale [Bonus Track]
ソロ・ピアノでのライヴで、1、3-5曲目がミシェル・カミロの作曲。落ち着いている部分でも、きらりと光る、ある意味速弾きフレーズ満載で、ノリノリの部分はこれ以上のノリはあるのか、というようなものすごい弾き方は健在です。そして関係ないところでもどことなくラテンの香りがするのは彼の特徴か。スタジオ録音ではなくてライヴでこういう演奏をされてしまうと、けっこうドラマチックだし、もう最高の演奏です。1曲目もそのドラマチックさ、構成力、演奏のテクニックどれをとっても素晴らしい。ただ、聴く人によってはせわしないと感じる人もいるのかなあ。スタンダードやジャズメン・オリジナルの2、6-8曲目もなかなかいい感じ。2曲目のブルース・フィーリングのあるリラックス感も最高だし。このライヴでも全体がドラマチック。(17年10月25日発売)
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