Come What May/Joshua Redman Quartet
今日も続けてサキソフォン・クァルテットのアルバムです。それにしても、昨日のブランフォード・マルサリスといい、いいアルバムはほとん同時期に出てますね。内容的には方向性はそれぞれ個性があって違うんだけど、甲乙つけがたいと思います。今日のアルバムはジョシュアのメロディというか、その個性が前面に出てきている感じで、ブランフォードがモーダル的にバリバリ吹いているイメージとはやはり違いますね。ブランフォードのバンドも静かな曲はあるけど、全体的にジョシュアのバンドの方が少しソフトかな。比較するのも面白いので、この際、今回は2枚まとめて買って、比べて聴くのもいいのかなあと思います。メンバーもそれぞれにスゴいですし。なかなか貴重なリスニング体験をしました。
Come What May/Joshua Redman(Ts) Quartet(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded September 23 and 24, 2018. Aaron Goldberg(P), Reuben Rogers(B), Gregory Hutchunson(Ds) - 1. Circle Of Life 2. I'll Go Mine 3. Come What May 4. How We Do 5. DGAF 6. Stagger Bear 7. Vast
(19/04/06)全曲ジョシュア・レッドマン作曲。なかなかスゴいメンバーで、やはり直球ど真ん中の今のジャズを演奏しています。ジョシュアのサックスがやや前面に出ている印象。引っ掛かりと愁いと浮遊感のある、メロディアスな感じでもある1曲目、メロディのテーマがけっこう強力に感じる8ビート的な2曲目、しっとりした優しい演奏が続くバラードでタイトル曲の3曲目、メカニカルかつクロマチックなフレーズが続いていて、そこにリズムのアクセントが加わり、途中から割とアップテンポの4ビートになる4曲目、5連符?の続くテーマから自在な方向に展開していく5曲目、メロディアスながらテーマが変拍子的にせまりアドリブは割と普通のビートになる6曲目、東洋的な雰囲気もあるやや静かなところからカチッと盛り上がる7曲目。
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