The Secret Between The Shadow And The Soul/Branford Marsalis Quartet
このアルバム、3月1日には出ていたんですが、他の注文と同送だったので遅れた上に、ココログのトラブルで届いてから2週間近く寝かせてしまいました。いや~、スゴいアルバムですねえ。最先端ではなくても直球ど真ん中の現代ジャズのいろんな要素がつまっていて、今の「ジャズ」の美味しいところを聴くには、このアルバム、けっこういいんじゃないかと思います。少々取っつきにくいところはあるかもしれませんけど、メンバーも演奏も、そして全体のバランスもいいですし。演奏でなかなかこういう境地にはたどり着けません。いつもは1回聴いて、ササッとブログにアップしてしまうのですが、これは2回じっくり聴きました。
The Secret Between The Shadow And The Soul/Branford Marsalis(Sax) Quartet(Marsalis Music)(輸入盤) - Recorded May 28-30, 2018. Joey Calderazzo(P), Eric Revis(B), Justin Faukner(Ds) - 1. Dance Of The Evil Toys 2. Conversation Among The Ruins 3. Snake Hip Waltz 4. Cianna 5. Nilaste 6. Life Filtering From The Water Flowers 7. The Windup
(19/04/06)ブランフォード・マルサリス作は6曲目のみで、エリック・レヴィス作が1、5曲目、ジョーイ・カルデラッツォ作が2、4曲目、アンドリュー・ヒル作が3曲目、キース・ジャレット作が7曲目。現代ジャズだけど枠組みはメイン・ストリームを行っていて、どの曲もモダンな輝き。どこまでもガンガン行ってしまいそうな迫力のある1曲目、一転しっとりとした美メロ系のバラードになりつつ盛り上がりもある2曲目、少しお茶目な雰囲気もあるワルツの3曲目、ムードミュージックのような温かで穏やかな4曲目、浮遊感のある空間的なサウンドで少しの緊張感をもって盛り上がる5曲目、哀愁の漂うメロディが印象的でも時に沸々と煮えたぎる6曲目、8ビートでフォークテイストのあるテーマで、アドリブはアップテンポの4ビートの7曲目。
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