This Is For You, John/Benny Golson
ジャック・ディジョネットの参加作の11日目にして一段落。枚数があまり多くない割にはこの時期新譜も多かったり、ココログの不具合もあったりして時間がかかってしまいました。残り11ページ332枚にまで減りました。今日のベニー・ゴルソンのジョン・コルトレーンへのトリビュート作、わざわざそう言うタイトルにしなくても、単独のアルバムでも十分楽しめたと思います。メンバーもいいですし。個人的にはコルトレーンというとインパルスの’60年代前半のサウンドを想像してしまうことが多く、このアルバムのように、もっと幅広く’50年代にも広がっていると、ちょっとピンと来ない面もありますが、それは聴く人がそれぞれ感想を持てばいいことなのかなあ、なんて思ってます。
This Is For You, John/Benny Golson(Ts)(Baystate) - Recorded December 20-21, 1983. Pharoah Sanders(Ts), Cedar Walton(P), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Jam The Avenue 2. Greensleeves 3. Origin 4. A Change Of Heart 5. Times Past (This Is For You, John) 6. Page 12 7. Vilia
ベニー・ゴルソンによるジョン・コルトレーンへのトリビュート・アルバム。ゆかりのある曲や新たに作曲したもので構成。ゴルソン作が4曲ある(1、4-6曲目)のとファラオ・サンダース作が3曲目なので、コルトレーン・ライクなサウンドというよりは、独立したひとつのアルバムとして聴いた方がよい感じ。エッセンスは取り入れているけど、やはりゴルソン・サウンドになるややアップテンポの1曲目、コルトレーンとは少し遠いけど曲としてはいい感じの2曲目、アップテンポの4ビートだけど、当時の現代っぽさも漂う3曲目、メロディアスで情緒的なバラードの4曲目、モーダルな8分の6拍子で雰囲気も出ている感じはする5曲目、かなり前期を想像させるバップ的なアップテンポの6曲目、おなじみのメロディがなかなか心地良い7曲目。
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