First Light/Freddie Hubbard
ジャック・ディジョネットの参加作の5日目。今日もCTIです。この時期’70年代前半のCTIは、資金力があったのか、けっこう有名なミュージシャンを集めて、ホーンやストリングス・セクションも入れた豪華なアルバムが多かったですね。クラシックやポップスなどからも曲を取り上げているものもけっこうありました。CTIが当時の流行りにもなっていた記憶があります。ある意味本道のジャズが’70年代に入って下火にもなっていたので、それでミュージシャンを集めることが出来たんじゃないかと思います。このアルバムはそのCTIの典型的なアルバムと言ってもいいのではないかと思います。今聴いても、やはり豪華な感じはありますね。
First Light/Freddie Hubbard(Tp)(CTI) - Recorded September 1971. Hubert Laws(Fl), George Benson(G), Richard Wyands(P), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per), etc.(Horn Section & String Section) - 1. First Light 2. Uncle Albert/Admiral Halsey 3. Moment To Moment 4. Yesterday's Dreams 5. Lonely Town (From "On The Town")
フレディ・ハバード作が1曲目、ポール・マッカートニー作が2曲目、ヘンリー・マンシーニ作が3曲目、ドン・セベスキー作が4曲目、クラシックの5曲目。セベスキーがアレンジャーでホーンとストリングスも加わっていて、選曲にCTIの製作ポリシーが前面に出てきましたが、久しぶりに聴いてみたらこれがけっこう聴きやすくていいです。とはいうもののソロにも当然力が入っています。1曲目は有名な曲ですが、渋いサウンドに勢いのあるボッサ的なジャズでのアプローチがなかなか印象的。メロディアスでアレンジがいい、サウンドとビートが変幻自在の2曲目、まるで映画音楽を聴いているようなバラードからジャズロックになる3曲目、メランコリックなサウンドが印象的な4曲目、クラシックが途中からジャジーになっていく5曲目。
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