Herbie Hancock/Freddie Hubbard/Stanley Turrentine In Concert Vol.2
ジャック・ディジョネットの参加作の8日目。今日のアルバムは、前回紹介したものと対になっていますが、こちらの方はタイトルのミュージシャン名にハービー・ハンコックが加わっています。曲目を見るとなるほど、LP時代のA面(1-3曲目)は彼が主役なんですね。そして、アルバムの説明文も前回と同じ文言が入っていますけど、これは検索で来る方の割合が多いので、そうしている面もあります。また同じ文章か、と思わず、すいませんがお付き合いください。個人的にはVol.2の方が好きですが、この当時のライヴだと、ちょっと音やバランスが悪いということもあって、結局耳補正できる訓練があるかどうかで、評価が変わってくるような気もしています。
Herbie Hancock(P)/Freddie Hubbard(Tp)/Stanley Turrentine(Ts) In Concert Vol.2(CTI) - Recorded March 3 and 4, 1973. - Eric Gale(G), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Hornets (Chicago) 2. Interlude 3. Hornets (Detroit) 4. Gibraltar (Detroit)
シカゴとデトロイトでの2日間にわたるライヴを2枚のCDとして別々に発売。2枚のアルバムで1曲がそれぞれダブっていますが、聴き比べると面白いかも。こちらは小品の2曲目のインタールードを含めて1-3曲目がハービー・ハンコック作、4曲目がフレディ・ハバード作。ハーヴィーのエレキ・ピアノがゴキゲンな、繰り返しのリズムとベースのメロディがクセになりそうな8ビート系のジャズロックの1曲目、ソロ・ピアノでの幻想的な短いインタールードの2曲目を経て、タイトルは違うけど、1曲目と同じ繰り返しのリズムとベースのメロディが再び出てきて、結局LP片面分を3曲まとめてといった感じの3曲目、そして再びVol.1で演奏された曲と同じ曲がヴァージョン違いで登場。けっこうノリの良いアップテンポのラテン曲の4曲目です。
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