Straight Life/Freddie Hubbard
ジャック・ディジョネットの参加作の4日目。ここでは今まで意外にCTIレーベルの紹介が少なかったのですが、今後はいくつかあると思います。私が中学生の頃、ジャズというよりはクロスオーヴァ―系でこっち方面にハマってきたということもありますが、今になって聴き直すと、ある意味ジャズロック的なサウンドは、少々時代を感じさせますね。それでもレア・グルーヴ的に再評価されたりして、そこのあたりは興味深いところでもあります。また、当時のCTIは、当時はまだ若手から中堅だったのでしょうが、今見るとかなりスゴいメンバーが演奏しているアルバムが多いです。こういう面からも、聴き直してみるのも面白いのではないかと。
Straight Life/Freddie Hubbard(Tp)(CTI) - Recorded November 11, 1970. Joe Henderson(Ts), Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds), George Benson(G), Richard "Pablo" Landrum(Per) - 1. Straight Life 2. Mr. Clean 3. Here's That Rainy Day
フレディ・ハバードの作曲は1曲目で、2曲目はジャズファンク、3曲目はスタンダード。CTIの中でもこれはジャズ的な(といってもリズムは4ビートではなく、エレキピアノも使用していますが)アプローチで最初の2曲は演奏時間も長いです。とはいえ3曲だけなので、収録時間は36分ほど。恐るべきメンバーで、ジョージ・ベンソンのギターのフレーズなど、今聴いても涙ものです。1曲目は17分台もの8ビート的なジャズロックの曲。パーカッションが効いています。少し時代を感じさせるサウンドですが、ノリはいい方なので、割と17分という演奏時間がはやく過ぎていきます。ワンコードの、1曲目よりは少しゆったりした8ビートのワンコード・ファンクの、渋さが光る2曲目。3曲目のバラードはトランペットとギターの絡みが素晴らしい。
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