Splendido Hotel/Al Di Meola
チック・コリアの共演・参加作の、1回あけて5日目。今日はまたアル・ディメオラのアルバムになります。チックは3曲にしか参加してませんけど、それにかかわらず、私が’80年にリアルタイムで、確かLPを買っていたと思うので、アルバム全体に思い入れは深いです。それにしても20年以上ぶりに聴いたことになり、さすがに新たな発見もあったりしましたし。相変わらずディメオラはスゴい人ですね。後年の、もっとシンプルになって来た時の時代もいいけれど、このCBSソニー時代は、とにかく豪華な顔合わせでもありましたから。こういうアルバムになってくると、やはり冷静には聴けない自分を感じます。
Splendido Hotel/Al Di Meola(G, Mando-cello, Vo, Ds)(Sony) - Released 1980. Philippe Saisse(Key, Synth, Marimba on 1-3, 5-6, 8), Robbie Gonzalez(Ds on 1-2, 5-6), Tim Landers(B on 1), Eddie Colon(Per on 1-2, 5-6), Chick Corea(P on 2, 4, 10), Anthony Jackson(B on 2-3, 5, 9), Mingo Lewis(Per, Synth-Ds on 2-3, 5), Peter Cannarozzi(Oberheim on 2-3), Steve Gadd(Ds on 3, 9), Jan Hammer(Synth on 5), Tim Landers(B, B-string Snaps on 5-6), Les Paul(G on 9), David Cambell(Vln on 10), Carol Shive(Viola on 10), Dennis Karmzyn(Cello on 10), Raymond J. Kelley(Cello on 10), The Columbus Boychor(Intro on 10) - 1. Alien Chase On Arabian Desert 2. Silent Story In her Eyes 3. Roller Jubilee 4. Two To Tango 5. Al Di's Dream Theme 6. Dinner Music Of The Gods 7. Splendido Sundance 8. I Can Tell 9. Spanish Eyes 10. Isfahan 11. Bianca's Midnight Lullaby
3曲目はフィリップ・セスの作曲、8曲目が彼との共作、10曲目がチック・コリアらの作曲、9曲目が他の人の作曲の他は全曲アル・ディメオラの作曲。LP時代は2枚組の大作。スパニッシュやラテンの要素のみならず、アラビックな曲もあり、フルバンドの曲、ヴォーカル入りの曲(8曲目)からピアノとのデュオ(4曲目)、ギターのひとり多重録音(7、11曲目)によると思われる曲まで、様々な曲があります。アコースティック・ギターの使用も多いです。1曲目からして、彼でしか作曲、演奏ができないような高速フレーズを織り交ぜて、エキゾチックな雰囲気と曲が目まぐるしく変わる雰囲気が何とも言えずいい。一転2曲目は少し明るめな雰囲気。チックの参加する4、10曲目を聴いてみると、2人の相性は抜群なことが分かります。
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