Play/Bobby McFerrin & Chick Corea
チック・コリアの共演・参加作の6日目。時代は一気に’90年代に飛びます。ボビー・マクファーリンとのデュオ・ライヴです。久しぶりに聴いてみたけど、ヴォーカルのスキャットを飛び越えた超絶技巧がなかなかスゴい。少なくともライヴでこういうことをやり通す人を、あいにくと他に知りません。ある意味、調子よい時に聴かないと、聴き疲れしそうな音楽です。2人のとにかく音数の多さで、まあ、印象がかなり深いということは言えますけど。最近あまり聞かないなあ、と思って調べてみると、割とコンスタントにリーダー作も出しているんですね。自分としてはこの当時の印象がかなり強いわけなんですけど。
Play/Bobby McFerrin(Vo) & Chick Corea(P)(Blue Note) - Recorded June, 1990. - 1. Spain 2. Even From Me 3. Autumn Leaves 4. Blues Connotation 5. 'Round Midnight 6. Blue Bossa
ライヴ演奏。1曲目がチック・コリア作でおなじみ、2曲目が2人の合作、4曲目がオーネット・コールマン作、6曲目はケニー・ドーハム作で、3,5曲目がスタンダード。ピアノとヴォーカルの超絶技巧デュオの演奏。おなじみの有名な曲が多く、けっこう楽しめます。ピアノが旋律をとる時はヴォーカルはベースラインをとることも多く、なかなかリアルです。ボビー・ナクファーリンの声域も広いし、テクニックもあるので、楽器同士(しかもただものではない)のように聴けることもしばしば。笑える場面もあります。まさかここまでやるとは。 デュオではあるけれども、音数が多いので、もっと大きい編成のように聴こえることも。それにしても1曲目の音数の多さはなかなかスゴいことになってます。3曲目は歌もありますけど、意表を突きます。
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