共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« And Then Comes The Night/Mats Eilertsen | トップページ | Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou »

2019/02/09

Imaginary Friends/Ralph Alessi

2629
ECMレーベルの新譜聴き4日目。今日は好きなトランぺッターのラルフ・アレッシで、しかも編成はオーソドックスな2管クインテット。でもECMの手にかかると、ECM流のサウンドになってしまうのは既定路線ですね。メンバーもいいメンバーがそろってます。何曲か昔彼が参加していたこともあるM-BASE系のサウンドに聴こえてしまうのは気のせいかどうか。曲単位でみると、盛り上がっている曲もあるのですが、どことなく醒めているイメージがあります。他張りそれはマンフレート・アイヒャーのプロデュースだからだと思っています。他レーベルで録音したとすればまた全然違った音になるんだろうな、とは思うのですが、どちらがいいかは、分かりませんが。


Imaginary Friends/Ralph Alessi(Tp)(ECM 2629)(輸入盤) - Recorded May 2018. Ravi Coltrane(Ts, Sopranino), Andy Milne(P), Drew Gress(B), Mark Ferber(Ds) - 1. Iram Issela 2. Oxide 3. Improper Authorities 4. Pittance 5. Fun Room 6. Imaginary Friends 7. Around The Corner 8. Melee 9. Good Boy

(19/02/02)全曲ラルフ・アレッシの作曲。ECMでの初顔も合わせ、なかなか好きなメンバーでのクインテット。60分収録。形式としてはオーソドックスなクインテット編成でも、出て来るサウンドは盛り上がりもあるけどやはりメインはECM系の非4ビートの静かめなサウンド。1曲目もメロディアスなトランペットをバラードで静かに支えるという構図で、そのまま後半盛り上がっていきます。サウンド的には音は大きいけれど、どことなく内省的な感じも。乾いたスピリチュアルというか、ミステリアスなサウンドを抱合してます。3曲目も賑やかと言えば賑やかでも、少し醒めている。5曲目は変拍子でM-BASEの香りも何となくする演奏。8曲目もなかなかアグレッシヴな感じの勢いのある曲だけど、これもマンフレート・アイヒャーの掌の上か。

« And Then Comes The Night/Mats Eilertsen | トップページ | Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

ECM2551-2600番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Imaginary Friends/Ralph Alessi:

« And Then Comes The Night/Mats Eilertsen | トップページ | Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou »

Amazonへのリンク

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online
2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト