Early Days/Chick Corea
デイヴ・ホランド参加作の5日目。今日はチック・コリアのリーダー作なのですが、この時期に発売されたLPいくつかから曲を集められてCD化されたものだそうです。ライナーを読んでみても、この時期のCD化ってなかなかなさそうで。しかも、どフリーの盛り上がりフリー・ジャズは好きな方ではあるんだけど、それも連続してずっと聴くとなあ、という部分もあって、まあ、このアルバムだけ出ていればいいかなあ、なんてことを思っています。まあ、今回このシリーズ、あと10回やっても’72年までしかいかないので、フリーが多いことを割り切って聴いていこうと思います。それを乗り越えれば、いいこと、あるかな(笑)。
Early Days/Chick Corea(P, Key)(Denon) - Recorded 1969. Woody Shaw(Tp), Horace Arnold(Ds), Jack DeJohnette(Ds), Dave Holland(B), Hubert Laws(Fl, Piccolo), Bennie Maupin(Ts) - 1. The Brain 2. Converge 3. Waltz For Bill Evans 4. Sundance 5. Dave 6. Vamp 7. Jamala
デイヴ・ホランド作が7曲目の他は、全曲チック・コリア作曲。フリーの要素もあり、曲によってはエレキピアノも使用していて、当時のジャズの流れの影響を受けてます。CD化ではじめて数枚のLPから1枚にまとまったとのこと。67分収録。アップテンポの4ビートで、管も入ってシリアスに展開している1曲目、出だしのフルートが印象的で、静かなところから盛り上がっていくフリー基調の2曲目、やや速めの8分の6拍子で、メロディは愁いを帯びながら流れていく3曲目、複雑で速いテーマを持ち、アドリブも急速調で激しいフリー的な4曲目、豪快な本格的フリー・ジャズで圧倒的に攻めまくる5曲目、シンプルな短調気味のテーマと跳ねるようなリズムで進んでいく6曲目、最初が静かで徐々に最大限盛り上がっていくフリーの7曲目。
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