The Paris Concert: Edition One/Bill Evans
マーク・ジョンソンの参加作の3日目。相変わらずビル・エヴァンスが続いています。いい意味で金太郎飴的なところがあるので、まだ何十枚もあるエヴァンスのアルバム、コメントしきれるかどうか自信がありません。それでも何とかトライしてみます。このアルバム、最後に2分弱、エヴァンスと兄ハリー・エヴァンスとの会話が収録されています。ライヴを聴く上では、この部分カットして聴いた方がいいとは思うのですが、重要な会話なのでしょうね。そのうち対訳を手に入れて、内容を確かめて見たいと思います。CD初期の頃のジャケットなので、そのあたり、ちょっと不親切かもしれませんけど、これはこれでいいかなあと。
The Paris Concert: Edition One/Bill Evans(P)(Warner Bros.) - Recorded November 26, 1979. Marc Johnson(B), Joe LaBarbera(Ds) - 1. I Do It For Your Love 2. Quiet Now 3. Noelle's Theme 4. My Romance 5. I Love You Porgy 6. Up With The Lark 7. All Mine (Minha) 8. Beautiful Love 9. Excerpts Of A Conversation Between Bill And Harry Evans
CD2枚に分けてのパリのライヴ。ビル・エヴァンスの曲はないけど、今までの曲の再演やスタンダードが多く、聴きやすい仕上がりになっています。なぜかエヴァンスは、同じ曲を何度演奏されても、聴き入ってしまいます。ここでも1曲目はポール・サイモンの「I Do It For Your Love」。ちょっと聴くと原曲に気が付かないで、すんなりと聴いてしまいます。独特の静かな場面とゆったり感がある、繊細な素晴らしいライヴに感謝です。これは、最初からレコードを発表するつもりで録音したテープではなかったそうです。彼のライヴの中でも印象に残ります。マーク・ジョンソンの弾くベースのフレーズは、スコット・ラファロに負けていないとアップテンポで4ビートの6、8曲目などを聴いていて思うのですが、それは聴く人にゆだねることとして。
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