The Maker/Pat Martino
マーク・ジョンソンの参加作の12日目にして一段落。これでアルバムコメントの手直しは残り15ページ444枚になりました。今日のアルバムは、おそらく日本制作なんでしょうか(録音はアメリカですが)。パット・マルティーノもホームページで特集をやりたかったんですが、他でも多く見かけるミュージシャンでもあり、時間の関係もあって断念しています。このアルバム、他のアルバムと比べて地味ではありますが、それでも1曲平均10分という、スタジオ収録では長い方でもあり、久しぶりに聴いて、けっこう良かったなあ、と思いました。と同時に当時のイメージと違ったので、コメントもニュアンス的に手直ししてあります。
The Maker/Pat Martino(G)(Paddle Wheel) - Recorded September 14, 1994. James Ridl(P), Marc Johnson(G), Joe Bonadio(Ds) - 1. Noshufuru 2. You're Welcome To A Prayer 3. The Changing Tides 4. Yoshiko 5. This Autumn's Ours
全曲パット・マルティーノの作曲。ギターの神様と言われる彼の、クァルテットのアルバム。スローテンポのバラードが少し多めですが、速弾きテクニックも出てきますし、曲としての完成度が高く、楽しめる作品に仕上がっています。5曲で51分ほどの収録で、1曲あたりの演奏が長めなのも特徴。浮遊感漂うテーマでその中を縦横無人に弾くこともあるギターがカッコよく、その後ややアップテンポの4ビートになる感じもなかなかいい1曲目、渋いメロディが語りかけるゆったりしたバラードの中にも時にギターが活躍する2曲目、テーマでアクセントを時に取りつつ、アドリブ部ではミッドテンポの4ビートの3曲目、静かで薄暮の中を演奏しているようなバラードの4曲目、これまたやや渋めなラテンビートでいいノリをしている5曲目。
« Orange And Blue/Al Di Meola | トップページ | The Loneliness Of A Long Distance Runner/David Liebman »
「音楽」カテゴリの記事
- Lunea/Heinz Holliger(2022.05.16)
- Isabela/Oded Tzur(2022.05.15)
- John Scofield(2022.05.14)
「ジャズ」カテゴリの記事
- Isabela/Oded Tzur(2022.05.15)
- John Scofield(2022.05.14)
- Quintessence/Michele Rosewoman(2022.05.13)
« Orange And Blue/Al Di Meola | トップページ | The Loneliness Of A Long Distance Runner/David Liebman »
コメント