25番街 ロサンゼルス・トリオ/神保彰
1月1日発売の神保彰の2枚目。前年出た「23ウエスト・バウンド/神保彰」が、音的に非常に良くて、長男の昨年のオーディオのリファレンスのアルバムになっていたので、そこからベースがエイブラハム・ラボリエルに交代したこのアルバムが、果たして彼の耳に合うかどうか気になる(結果彼がオーディオ的に好きな方は残念ながら「23」ではありましたが)ところではありますが、音はいいですね。そこからプラス・アルファの要素がどれだけ出ているのか。少なくとも音楽的にはけっこういい感じで、既にこのアルバム、3回目を聴いています。心地よく感じます。ここでは2曲にゲストを加えていて、アクセントになっています。
25番街 ロサンゼルス・トリオ/神保彰(Ds、Prog)(Electric Bird)
25th Avenue LA Trio/Akira Jimbo(Ds, Prog)(Elecrtic Bird) - Released 2019. Abraham Laboriel(B), Russell Ferrante((P, Key), Guest: Rick Braun(Tp Flh on 2, 7) - 1. Reaseons 2. Let Me Move 3. Catch Me In The Sun 4. October Rain 5. Come With Me 6. September Moon 7. Promises 8. June Butterfly 9. May Flower
全曲神保彰の作曲。前作までのオトマロ・ルイーズに代わって、ラッセル・フェランテが入ってきます(もう1枚の前作のジミー・ハスリップに代わってエイブラハム・ラボリエルが入ったという説も)。これだけで今までの雰囲気がだいぶ変わり、もっとスマートで聴きやすいスムース・ジャズになったという感じ。やはりテクニックを競い合うような場面はなく(そもそもスゴいところはあるのですが)、いかに心地よく聴かせるか、というところに焦点を合わせています。音もいいですし。神保のメロディアスな曲は、それだけいいということもあります。中には日本的なメロディを出した曲もありますけど、マーケットは日本というよりはアメリカではないかなあ、という感じも。とにかく毎年2枚ずつ新譜を出していく、演奏力とアイデアには脱帽です。(19年1月1日発売)
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