Dark Magus/Miles Davis
デイヴ・リーブマンのアルバムの7日目。そしてマイルス・デイヴィスのアルバムの2日目。この後の10回は、リッチー・バイラークが絡むので、それを聴くのも楽しみにはしていますが、まず今日のアルバムを。’60年代の後半から一時期引退する’75年の「アガルタ」「パンゲア」までの時期は、マイルスのアルバムが1枚ごとにサウンドが変わって、なかなか興味深いです。ただ、有名なアルバムばかりなので、実は私は避けたかったミュージシャンでもあります。もうすでにいろいろな方から評価を得ていますし、あえて私が、という面も。ただ、ホームページを一定レベルのところまで完成させるためには、何とか私も取り上げないと。
Dark Magus/Miles Davis(Tp, Org)(Sony) - Recorded March 30, 1974. David Liebman(Ts, Ss), Azar Lawrence(Ts), Peter Cosey(G), Peggie Lucas(G), Dominique Gaumont(G), Michael Henderson(B), Al Foster(Ds), James Mtume(Per) - 1. Dark Magus - Moja 2. Dark Magus - Will 3. Dark Magus - Tatu 4. Dark - Magus - Nne
CD2枚組。マイルス・デイヴィスの作曲で、テープ編集も絡んでいると思われます。リズム自体がジャズではなくロック寄りのサウンドとなって、すごいエネルギーのブラック・ファンクが押し寄せてくるという印象です。ギターが3人になっていてかなりにぎやかです。サックスが2人いますが、フレーズからたぶんこっちがデイヴ・リーブマンだろうと...あまり自信がありませんが。1曲目はこれでもかと突っ走っている感じで、2-4曲目はやや落ち着いた感じ。この時期、1枚ごとに印象は違いますけど、ここから’75年の「アガルタ」「パンゲア」に繋がっていくような曲の長さやサウンドで突き進んでいます。基本的に1コード進行がほとんどですが、かなりの情報量がつまっているアルバムではないかと。 25分の曲でもダレる事はない。
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