Classic Ballads/David Liebman
デイヴ・リーブマンのアルバム4日目。落穂拾い的にアルバムを攻めていますけど、このアルバム、国内盤にはなりましたけど、ご記憶の方は多くないんじゃないかと思います。義理の母であるNatarie Visentinからのリクエストでもあり、彼の好きな曲でもあった昔のバラード(スタンダード)をドラムレスのトリオで演奏してみたかった、ということだと思います。彼の経歴からすると、ちょっと珍しいアルバムですよね。けっこう聴きやすいので、購入当時は何度もかけていた記憶がありますが、これとてももうすでに4半世紀以上前の話ですね。まあ、この頃出たアルバムを少しでも紹介していければ、と思います。
Classic Ballads/David Liebman(Ss)(Candid) - Recorded December 1990 & January 1991. Vic Juris(G), Steve Gilmore(B). - 1. Out Of Nowhere 2. If I Should Lose You 3. Dancing In The Dark 4. Skylark 5. Stella By Starlight 6. My Fummy Valentine 7. On Green Dolphin Street
邦題「あの日のバラード」。何と、ギターとベースとのトリオでスタンダードのバラードを演奏しています。有名な曲ばかりで、なかなか渋い演奏。たまにはデイヴ・リーブマンもこういうこともやりたくなるのか、と思います。聴きやすいのですが、フレーズだけ追いかけてみると、一歩踏み外すと目立たないところでアヴァンギャルトという部分も見え隠れしていたり(ほんの少しですけど)。ただ、オーソドックスなスタンダード・ジャズ、しかもバラード中心という方向で演奏すると、やはりこのメンバーで、この演奏ということになりますかね。 穏やかだし、メロディアスです。ギターのVic Jurisも、この方面では名前も知られていますし。ここでもソプラノ・サックスだけを吹いていたのは、当時の彼の特徴です。とにかくスルッと入ってきます。
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