Good Question/Matt Penman
このアルバムも7月30日には発売されていたんだけど、なぜか買いもらしています。買いもらしたアルバムは、気が付いた時に、まとめ買いの数が足りない時に注文するため、到着が今月初旬になってしまいました。こういう現代ジャズ、けっこう好きなんですけどね。サウンド的にも割とスマートだし。でも、最近この歳になってくると、よりシンプルなものを求めている自分もいて、聴いていてせめぎ合っているという感じのところもあって、なかなか難しいですね。以前はなんてことなかったんですが。まあ、彼のリーダー作は少ないので(James Farmでは割と最近聴きましたが)、今回も聴いた意義はあったなあ、とは思うのですけど。
Good Question/Matt Penman(B)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded March 24-25, and July 12, 2017. Mark Turner(Ts on 1-2, 5, 7-9), Aaron Parks(P, Key, Org, Vib), Obed Calvaire(Ds), Nir Felder(G on 6, 9), Will Vinson(Ss on 3), Rogerio Boccato(Per on 3) - 1. Mr. Right 2. Small Famous 3. Fifths And Bayou 4. Blues And The Alternative Truth 5. Cave Fire 6. Ride The Paper Tiger 7. Copeland 8. Meats 9. Big Tent. Little Tent
(18/11/20)全曲マット・ペンマンの作曲。変拍子の曲が多めで、ある意味都会的だったり、エキゾチックな曲もあったり、曲によって参加メンバーも代わるので変化に富んでいて、いわゆる現代ジャズしているアルバムになっています。1曲目は徐々に盛り上がっていって、タイトなリズムだし、そのカッコ良さが分かります。2曲目もスマートなんだけど複雑なリズム、浮遊感のあるコード進行と、やはり今を行く展開。ホーンもいい感じだし、アーロン・パークスのピアノなどの鍵盤がかなり雰囲気を出しています。やはりカッコいい曲の連なりが、しかもジャズ寄りということでいいと思うけど、現代ジャズの取っつきにくさも少しあるような。でも4曲目のようなバラードもあり、うまくバランスを保っています。いろいろ仕掛けがあるのが面白い。
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