Espresso/Bob James Trio
このアルバムも、発売しばらく経ってから入手。輸入盤のつもりで買ったら、輸入盤国内仕様になってました。MQA-CDという通常のCDでもかけられる仕様のハイレゾCD(ハイレゾの部分を再生するのは、専用の機器が必要)でした。私は中学生の時「ボブ・ジェームス2」を聴いて、それがその後の音楽を聴く運命を左右したほどに、やはりそのアルバムも人生の何枚かに入っているのですが、今回のアルバムもやっぱり彼らしいなあ、と思います。ただ、純ジャズファンからしたら、オーバーダブやシンセサイザーの多用もあって、どうかなあ、と思う面もあります。なのでジャンルも、ジャズとフュージョンの両方のカテゴリーに入れることにしました。
Espresso/Bob James(P, Key, Synth) Trio(Evolution)(輸入盤) - Released 2018. Billy Kilson(Ds), Michael Palazzolo(B), Luisito Quintero(Per Overdub), Angela Scates(Oboe on 4), Hugh Char(Ds Prog on 1), Dayne Stewart(Add Key on 6, 11), Mark Falebook(Add Key on 6, 11) - 1. Bulgogi 2. Shadow Dance 3. Ain't Misbehavin' 4. One Afternoon 5. Mister Magic 6. Topside 7. Il Boccalone 8. Mojito Ride 9. Promenade 10. Boss Lady 11. Submarine
(18/11/04)他人の曲は3曲目(ファッツ・ウォーラーらの作曲)と5曲目で、他は全てボブ・ジェームスの作曲ないし共作。他に演奏者が加わったり、シンセなどをオーバー・ダブしている部分もあって純粋にトリオではないアルバムだけれど、彼も80歳になろうとしていてこういう演奏が聴けるのはいいことです。特に11曲目は過去作「ノーチラス」を今に再現した曲として、興味をひく部分。ロックノリで割と淡々とソロを弾いていきますが、インパクトは大きめ。1、8曲目のように複雑そうな曲もあったり、メロディ重視の曲、フュージョン的なノリなどの決め事の多い曲が大半だけど、トリオ・ジャズとして気軽にノレる部分も少しあります。そういう意味では高度かも。ジャズの曲というよりは、やはりボブ・ジェームスの演奏という感じが強い。
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