Christian McBride's New Jawn
クリスチャン・マクブライドの新作を聴きました。ピアノレスの2管クァルテットなので、きっと骨太なんだろうなあ、と思ってましたが、やっぱり。意外にこういうサウンド、けっこう好きなんですよ。そのかわりに好きなジャズをやってくれているので、アルバムコメントが少しグダグダになった感じはありますけれども。某中古店では買取価格、言いそうですね。それだけ評判になってるってことかな。まあ、骨太なので、こういうジャズに好き嫌いはあるかもしれませんが、一度聴いてみてもらってもいいかもなあ、と思います。彼のアルバムは、いろいろなフォーマットがあって(確か前作はビッグバンド)、つい追いかけてしまいます。
Christian McBride's(B) New Jawn(Mack Avenue)(輸入盤) - Recorded May 25-27, 2017. Josh Evans(Tp), Marcus Strickland(Ts, Bcl), Nasheet Waits(Ds) - 1. Walkin' Funny 2. Ke-Kelli Sketch 3. Dallad Of Ernie Washington 4. The Middle Man 5. Pier One Import 6. Kush 7. Seek The Source 8 Josh Day 9. Sightseeing
(18/11/08)クリスチャン・マクブライド作が1、8曲目で、ウェイン・ショーター作が9曲目の他は、メンバーの曲が2曲ずつ。変拍子の曲もありますが、野性味あふれる生音がけっこう良いジャズ。どちらかと言うと現代ジャズの範疇ではあるけれど、2管のピアノレスの味がどことなく懐かしい感じも。とにかくベースの音がぶっとく録れていて、これを楽しんでもいいし、管楽器もなかなか良く鳴ってくれています。元気な曲だけではなくて、3、6曲目にはバラードもあって、なかなか変化に富んでいます。4人編成でこれだけの迫力があれば文句ないですが、やはり黒っぽくてガツンと行きたい人向けの、迫力あるサウンド。2管のハモりのアレンジは割とスマートなんですけど、そのマッチ感がなかなか面白い。通好みかなあという気もする。
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