バルーション/小川理子
このアルバムは長男のリクエストで購入しました。長男はUltra Art Records(現在2枚目)が音の良さを売り物にしているので好きらしいです。今回曲順間違いの表記があり、大手だったらストップをかけるか回収騒ぎになるだろうなあ、とも思うのですが、かつてはマイルス・デイヴィスのCDにも曲順違いのまま表記されたもの(LP時代からそのままだったような)を見たことがあり、まあ、そんなに目くじらを立てることもないかなあ、という気がしています。ただ曲順を間違えていることが分からない人からすれば災難かもですけどね。音はさすがにいいですねえ。聴いたら長男に渡しますが、また彼のリファレンスの1枚になるのだろうな。
(追記15日)会社ホームページを見てみたら、準備ができ次第、表記が正しい新しいのと交換してくれるとのこと。
(追記30日)新しい改訂済みのジャケと裏ジャケが届き、早速交換しました。
バルーション/小川理子(P、Vo)(Ultra Atr Records)
Balluchon/Michiko Ogawa(P, Vo on 4, 9, 11) - Released 2018. バイソン片山(Ds on 1-5)、山村隆一(B on 1-5)、田辺充邦(G on 1-5)、浜崎航(Sax, Fl on 7-12)、中林薫平(B on 7-12)、吉良創太(Ds on 7-12) - 1. Oh Lady Be Good 2. Lavo For Sale 3. In A Sentimental Mood 4. Do Nothing Till You Hear From Me 5. I Got Rhythm 6. But Not For Me 7. Take The "A" Train 8. C Jam Bles 9. Smile 10. Perdido 11. Nobody Knows The Trouble I've Seen 12. Lady Madonna
全曲スタンダード、ジャズメン・オリジナル、ポップスで、デューク・エリントン関連が3、5、7-8、10曲目、ジョージ・ガーシュインの曲が1、4、6曲目と割合が多いです。音を売り物にしているアルバムだけに、ジャズとして心地よく響いてくるサウンドが何とも言えない。ただし、曲名の表記が、5、3、4曲目の順番が正しいので、ここでは直しておきました。これは痛恨のミス。ちょっと懐かしいスタイルでのピアノの演奏で、それがエリントンやガーシュインの曲にピッタリとマッチしています。プロデューサーは1-6曲目までは麻倉怜士、7-12曲目は潮晴男という構成はこのレーベルでは恒例で、編成とメンバーがが違うので、A面、B面という聴き方ができます。12曲目にビートルズの曲を持ってきたところも変化に富んでいていい。(18年10月10日発売)
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